国内女子ツアー今季第20戦「大東建託・いい部屋ネットレディス」を終えて、最新のメルセデス・ランキング（MR）が発表された。

MRとは国内ツアー、および海外女子メジャーの順位をポイント（pt）に換算し、年間を通じての総合的な活躍度を表すもの。シーズン終了時に50位内の選手には翌年のシード権が与えられる。また、1位の“年間最優秀選手”には4年のシードが付与される。

今大会でツアー初優勝を挙げた“黄金世代”小滝水音が300ptを獲得。今季通算を351.73ptとして、101位から34位にジャンプアップした。

昨季の年間女王・山下美夢有は5位タイの82.5ptを加算。1874.95ptで1位をキープした。海外メジャー「全米女子オープン」で獲得した420pt（2位タイ）が反映された申ジエ（韓国）は、山下と約153pt差の2位につけている。

3位からは岩井明愛（1367.77pt）、岩井千怜（1246.22pt）、吉田優利（1078.59pt）と続いている。

ジエと同じく全米女子での112pt（13位タイ）が反映された木下彩は、今大会での10.54ptを合わせて93→56位（189.99pt）に急浮上。シード獲得も見える好位置につけた。