17日、都内ホテルで「JLPGAアワード2024」が開催された。古江彩佳と笹生優花が『JLPGA輝き賞』を受賞した。
笹生優花は6月「全米女子オープン」で21年大会に続き、海外メジャー2勝目を挙げた。全米で2勝以上を挙げた選手は笹生で16人目だが、22歳11カ月13日での2勝達成は史上最年少記録。「パリ五輪」では山下美夢有とともに日本代表に選出され、日の丸を背負った。
古江彩佳は7月「アムンディ・エビアン選手権」でメジャー初優勝(ツアー2勝目)を遂げた。年間平均ストロークは「69.988」で1位の選手に贈られる『ベアトロフィー』を獲得。これは日本勢初の快挙となった。
さらに古江は、JLPGAメンバーとして「Hitachi 3 Tours Championship」にも初出場。連覇に貢献し、チームメンバーとして『特別賞』も受賞している。
【受賞コメント】
笹生優花
「(強い理由は)頑張っているからだと思います。(全米が)得意だったら毎年勝っていると思うので、得意ではないですね。(来年は)大きなケガをすることなく、シーズンを終えられたらいい。体調管理をしっかりしながらシーズンを過ごしたいです」
古江彩佳
「夢にも見ていなかったことなのでうれしい。海外生活をするとも思っていなかった。まさか自分がメジャー優勝できるなんて…。知っている試合ごとにいいラウンドができたので、その積み重ねで今年良かったのかなと思います。(来年は)まずは1勝できるように頑張るのと、今年の自分を超えられるように、まだまだ上を目指して頑張っていきたいです」