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コーチ、クラブ、スイングも大刷新 ツアーデビュー戦の清本美波が追い求める“進化”「上に行くしかない」

プロテスト1位ルーキー。18歳の清本美波がいよいよプロデビュー戦を迎える。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2024年3月21日 08時30分

<アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 事前情報◇20日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6545ヤード・パー72>

昨年のプロテストトップ合格を果たした清本美波が、宮崎でツアーデビュー戦を迎える。愛知県の誉高を卒業したばかりの18歳ルーキーが、自らに“進化”を課す1年がスタートする。

最新! 清本美波のドライバースイング【連続写真】

「テレビで見てきたプロの方たちと一緒で緊張します。いろいろ含めてワクワク、ウキウキです」

まだ少し肌寒いツアー会場で抱くのは初々しい気持ち。ただプロになってからは、ここで成功するためにさまざなチェンジを敢行してきた。まずひとつ目が、スイング改造だ。「まだ完成はしていないし、変えながら今シーズンはやっていこうと思っています。元のスイングに戻るかもしれないし」。今、意識しているのはテークバック時のフェースの動き。これまで、ややかぶっていたその部分にメスを入れている。これまでよりも縦振りをイメージするスイング作りに着手している。

そのために、これまで父親がコーチを務めてきたが、ここにも大きな変化をもたらした。クラブ契約を結ぶテーラーメイドのつながりで、目澤秀憲コーチらから指導を受けている。「お父さんが目澤さんの本を読んでいたし、松山(英樹)さんがマスターズで優勝した時のコーチなので、レッスンを受けてみたいと思っていて。初めて教わった時に、すごくしっくりきました」。こうしてスイング面や、これまで56度のウェッジで転がす一辺倒だったアプローチのバリエーションを増やすことなどにオフは時間を費やしてきた。

さらにクラブも“プロ仕様”に大刷新。例えばアイアンは、『ステルスグローレ』から『P790』に替わっている。「プロっぽいものにしました。アマチュアのセッティングのグリーンなら止まるけど、プロの試合だと狙えなかったので」。難易度はアップしたものの、その効果を追い求める。ドライバーをはじめ、ウッド系は新作のQi10シリーズを投入した。

「進化しないと」。これらの“革新”は、すべてそれを追い求めてのもの。2月末には高校を卒業。新社会人の決意のあらわれともいえる。QTランク100位ということもあり、まず、この開幕時期はレギュラーツアーに出るためには主催者推薦に頼らないといけない状況だ。「レギュラーツアーで戦える選手になりたい。推薦で出られるチャンスで頑張って、(下部ツアーの)ステップでは来季のレギュラーツアーに出るための権利をとりたい」。そこを目指していく。

初日は第1組からのスタート。同伴競技者には、先週のレギュラーツアーデビュー戦で7位になった菅楓華がいる。「(先週の菅は)めっちゃすごかった。そこまで自分がいける想像ができない。すごいな」。こう話すが、その姿はやはり大きな刺激になる。「アマチュアの時に(プロの試合に)出ていた時より、気持ちは楽なんです。1年目だし、ここから上に行くしかないので」。宮崎から踏み出す第一歩。前進あるのみだ。(文・間宮輝憲)

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