白熱のシーズンが終わった国内女子ツアー。その今季全37試合を振り返り、大会ごとに印象に残った“1シーン”を紹介する。
■明治安田レディス ヨコハマタイヤゴルフ(3月7~10日、高知・土佐カントリークラブ、優勝:鈴木愛)
2013年の賞金女王が、今年6シーズンぶりにトーナメントに帰ってきた。ツアー通算7勝の森田理香子が、開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」に続き出場。復帰初戦は予選通過を果たし36位タイで終えたが、高知での2試合目は「84」、「81」と苦戦した。
結果的にトータル21オーバーで最下位の108位に終わったが、「見てる人には『打ってるな』と思われるかもしれないし、実際に打ってしまったけど、今の私はこれくらい」とサバサバ。次へ向け、しっかりと前を向いた。最終的に今季は7試合に出場。ダイキン以外は決勝に進むことはできなかったが、実戦感覚を少し取り戻す1年になったはずだ。