ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

注目!
ツアー情報

JLPGAツアー

国内女子 ライブフォトなど多彩なコンテンツを配信!

今季4勝の櫻井心那の記憶に残るシーン「鳥肌が立ってすごかった」 来年目指すは“年間女王”

2023年度『GTPAルーキー・オブ・ザ・イヤー』に選ばれた櫻井心那、今年一番心に残っているのは「初優勝時のウィニングパット」。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2023年12月14日 07時04分

オフはこれまでしてこなかったトレーニングをする予定と話した
オフはこれまでしてこなかったトレーニングをする予定と話した (撮影:ALBA)

プロ2年目の櫻井心那が一般社団法人日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)の表彰式でGTPAルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞。そんな櫻井に今年一番印象に残っているシーンを聞いた。

ドライビングディスタンス3位 櫻井心那のドライバースイング【連続写真】

「一番印象に残ったのは初優勝の資生堂(レディス)です。最後のパットが入った瞬間」と、レギュラーツアー初優勝を果たしたときのウイニングパットを挙げる。プレーオフ2ホール目の最終18番パー4でセカンドショット(80ヤードから)をピン奥4メートルにつけ、それをねじ込んだシーンだ。「観客の声援とか、鳥肌が立ってすごかったことをすごく覚えています」と、いまでもその感覚が忘れられないという。

櫻井は、長崎日大高3年だった2021年に受験したプロテストで一発合格。ルーキーイヤーとなった22年は国内女子下部のステップ・アップ・ツアーを主戦場に、ツアー史上初となる年間5勝を挙げ賞金女王に輝いた。そして、今季はレギュラーツアーにフル参戦し、ツアー史上3人目となる10代で年間4勝を達成。メルセデス・ランキングでも5位に入っている。来年2月13日が20歳の誕生日。10代最後のシーズンに飛躍を遂げた。

初のシード権獲得となった来季に向けて、このオフの課題を挙げる。まずはドライバー。「飛距離が出るほうだし、(他の選手から)劣ってはなかったんですけど…風に左右されやすかったりして。スピン量が多いのかなとも思うので改善したいです」。平均飛距離250ヤードを誇るが、さらにコントロール性を上げたいと話した。

もう一つが「ショートゲーム」だ。「できて当たり前なことなので、しっかりやらないといけない部分だなって思います」。あとは年間37試合に出場し、「後半、少し調子が落ちてしまうことがあったので、体力をつけたいと思っています。ただ今までトレーニングをしたことがないので、何をしたらいいのか分からないですけど(笑)」。“未知の領域”ともいえる取り組みも行い、さらなる進化を遂げるつもり。

「たくさんあるんですけど…」と前置きしたうえで、来年の目標は「まずは複数回優勝はしたい。今年が4勝だったので、5勝したいです」と手のひら目いっぱい広げ、それを胸の前に出した。それともう一つ、一番大きな目標は「年間女王」。ツアーの頂点を目指していく。「ただ海外メジャーも出られる試合は挑戦していきたい。そこも目標ですね」。たくさんの希望を胸に詰め、新星の本格的な冬が間もなく始まる。(文・高木彩音)

関連記事

JLPGAツアー 週間アクセスランキング


大会情報

  1. JGTO (国内男子)
    2025年4月10日 4月13日
    開催中
    東建ホームメイトカップ
  2. JLPGA (国内女子)
  3. PGA (米国男子)
    2025年4月10日 4月13日
    速報中
    マスターズ
  4. DP World (欧州男子)
    2025年4月10日 4月13日
    速報中
    マスターズ

おすすめコンテンツ

関連サイト