<スタンレーレディスホンダ 最終日◇6日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6610ヤード・パー72>
2003年度生まれの“ダイヤモンド世代”に6人目の優勝者が誕生した。佐藤心結が5バーディ・1ボギーの「68」をマークして逃げ切り、トータル15アンダーで涙のツアー初優勝を飾った。優勝会見では米山みどりや葭葉ルミ、兄・俊貴さんなど、周囲の励ましの声が支えになったと明かす。
勝者のギア
佐藤心結は中2からのBS党 3年前のアマチュアPOで使用していたパターで初V【勝者のギア】
佐藤心結の初優勝を支えた14本は?
配信日時:2024年10月7日 03時30分
<スタンレーレディスホンダ 最終日◇6日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6610ヤード・パー72>
2003年度生まれの“ダイヤモンド世代”に6人目の優勝者が誕生した。佐藤心結が5バーディ・1ボギーの「68」をマークして逃げ切り、トータル15アンダーで涙のツアー初優勝を飾った。優勝会見では米山みどりや葭葉ルミ、兄・俊貴さんなど、周囲の励ましの声が支えになったと明かす。
使用クラブは、契約するブリヂストンでパター以外の13本をそろえている。中学2年生のときにモニター使用を始めてから「他社のクラブを打ったり、入れたこともない」という筋金入りの“BS党”。「使い慣れていますし、これからも他社のものを使おうとか、バックに入れようと思っていないです」。この“慣れ”重視の姿勢は、直近のパター変更でも奏功していた。
それが、「高校の時から使っています」というテーラーメイド『スパイダーX』パターに回帰したこと。これまでも時折使用しているというが、2週前から再びバッグに入れ、これは今年初めてのことだった。塗装が一部剥げ、鉛で調整された、慣れ親しんだ一本。「いい意味で手が動くから」と投入の理由を説明している。
今季30戦でボールの最多勝はスリクソンの15勝。『Z-STAR』の竹田麗央が7勝、『Z-STAR XV』の岩井明愛が3勝、小祝さくらと岩井千怜が2勝ずつ。『Z-STAR◆』で安田祐香が勝利している。続いてブリヂストンが8勝(川崎春花3勝、桑木志帆2勝、大里桃子、阿部未悠、佐藤心結)、タイトリストが5勝(鈴木愛2勝、臼井麗香、天本ハルカ、イ・ヒョソン)、キャロウェイ1勝(河本結)、テーラーメイド1勝(新垣比菜)となっている。
パターの最多勝はオデッセイの19勝。続いてピンが5勝、テーラーメイド5勝、スコッティ・キャメロン1勝となる。そのうち、ショートスラントネックマレットが12勝(竹田7、岩井明愛3、大里桃子、河本結)、センターシャフトマレットが5勝、クランクネックマレットとクランクネックブレードが4勝ずつと続いている。佐藤のダブルベンドマレットは計3勝だ。
【佐藤心結の優勝セッティング】
1W:ブリヂストンB2 HT(9.5°TOUR AD UB-5S)
3W:ブリヂストンB2 HT(15°TOUR AD UB-6S)
3,4U:ブリヂストンB1 ST(21,24°TOUR AD VF HY75S)
5I:ブリヂストン233HF FORGED(N.S.PRO 950GH S)
6I~PW:ブリヂストン221CB(〃)
48,54°:ブリヂストンBITING SPIN(N.S.PRO Modus³)
58°:ブリヂストンBRM2 フルミルドウェッジ(〃)
PT:テーラーメイドSpider X SX72
BALL:ブリヂストンTOUR B X
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