<ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 最終日◇9日◇真駒内カントリークラブ 空沼コース(北海道)◇6420ヤード・パー72>
北海道出身者による3人が4日間同組という珍しい例が生まれた新規大会で、小祝さくらが念願のタイトルを手にした。今季初の地元・北海道決戦で12アンダーまで伸ばし、後続と3打差をつける快勝。大応援団に見守られる中、今季初Vを念願の地元優勝で飾った。
勝者のギア
小祝さくら、初地元Vの勝因は「長いパットが何個も決まってくれた」【勝者のギア】
地元初優勝を果たした小祝さくらの14本をチェック。
配信日時:2023年7月10日 05時00分
<ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 最終日◇9日◇真駒内カントリークラブ 空沼コース(北海道)◇6420ヤード・パー72>
北海道出身者による3人が4日間同組という珍しい例が生まれた新規大会で、小祝さくらが念願のタイトルを手にした。今季初の地元・北海道決戦で12アンダーまで伸ばし、後続と3打差をつける快勝。大応援団に見守られる中、今季初Vを念願の地元優勝で飾った。
勝因は「ショットが安定していたことと、長いパットが何個も決まってくれたことが大きかったです」と話し、「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」から使用するオデッセイ『TRI-BEAM #7』は「今回はフィーリングが合ったと思います」と話していた。
また、北海道特有の洋芝のラフ対策についても「洋芝の飛ばない感じに対して、マネジメントをしっかりできたので、大きなミスにはつながらなかったですね。こっちに来た時にはどうやって打ったらいいんだっけ? となりましたけど、やっていくうちに思い出しました」と笑う。
使用するドライバーは昨年プロトタイプから使用しているスリクソン『ZX7 Mk II』。ドライビングディスタンスは昨季243.32ヤード(21位)だったが、今季は250.36ヤード(11位)と大きく伸ばしており、ドローに持ち球を戻したことも奏功したのか、今大会も4日間で平均266ヤード(3位タイ)を記録した。
前回勝った昨年10月の「スタンレーレディスホンダ」からの変更点は、5番ウッドを抜き、51度と58度の2本だったウェッジに47度を加えた点。また前回優勝時はアイアンが5~7番が『Z585』で、8~PWが『ZX7』のコンボセットだったが、今回は5番から同一モデルの『ZX7』を使用している。
今季の国内女子ツアーは全38試合中19試合目と半分を消化。今回の小祝の勝利により、スリクソン『Z-STAR XV』は9勝目と勝率5割近くで推移している(山下美夢有4、岩井千怜2、岩井明愛、青木瀬令奈、小祝さくら)。2位の4勝はタイトリスト『プロV1』となっている。
【小祝さくらの優勝セッティング】
1W:スリクソンZX7 Mk II(9.5°テンセイPROホワイト1K 50S)
3W:スリクソンZX Mk II(15°)
3,4U:スリクソンZ H85(19,22°)
5I~PW:スリクソンZX7
G,A,SW:クリーブランドRTX3(47,51,58°)
PT:オデッセイTRI-BEAM #7
BALL:Z-STAR XV
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