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涙の敗戦からも収穫 竹田麗央は3度目の正直ならず「優勝は近づいている」

竹田麗央が今季3度目の最終最終組でまたもV逸。

所属 ライター
田中宏治 / Koji Tanaka

配信日時:2024年4月1日 09時00分

<ヤマハレディースオープン葛城 最終日◇31日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6455ヤード・パー72>

単独首位からスタートした竹田麗央は「73」のラウンドでトータル9アンダーの2位タイでフィニッシュ。今季3度目となる最終日最終組でのプレーとなったが、初優勝にはあと一歩届かなかった。ホールアウト後は悔し涙を浮かべつつも「近づいているのかなと思います」と悲願達成に向け、手ごたえを口にした。

水上バイクにまたがる小祝さくら【写真】

最終18番パー5、グリーン手前のバンカーから30ヤードの第3打はカップのわずか10センチ手前でストップした。イーグルなら先にトータル10アンダーでホールアウトした小祝さくらとのプレーオフ。「完ぺきだった?」という問いかけに竹田は「はい」とうなずいたが、結果は無情だった。

同じ最終組でプレーした川岸史果、穴井詩は序盤でボギーが先行。早々に3打のリードとなったが、竹田もそこから突き放すことができなかった。「前半の最初のほうでバーディが獲れていたらもっと違ったのかなと思います」。中盤になると、ティショットが乱れて8、9番と連続ボギー。首位の座を譲ることはなかったが、試合はここで一気に混戦模様となった。

最後に竹田の上にいたのは2組前を回った小祝。今オフは合宿をともに行い、21歳の誕生日でもある4月2日には一緒にプロ野球観戦を予定するなど、仲のいい先輩が立ちふさがった。竹田は「(小祝の)底力を感じました」と脱帽。対する小祝は優勝会見で「合宿の時から優勝する力があると思って見ていました」と竹田の実力を認めた。

初優勝には手が届かなかったが、優勝争いの中で落ち着いてプレーできたのは大きな収穫。「今日はスタートから落ち着いてプレーできたので(初優勝は)近づいているのかなと思います。これまではフワフワした感じがありましたが、今回は自信もあったし、やれると思っていたので、また来週から頑張りたいです」。目に涙をためつつも最後は力強く前を向いた。

今回の優勝が10勝目となった小祝もツアーフル参戦1年目の2018年は4度の2位がありながら未勝利。翌19年7月に初優勝を飾るまで何度も優勝争いを繰り返した。近くにいる先輩が最高の手本。この悔しさが、これからの数多くの勝利につながるはずだ。(文・田中宏治)

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