<ソニー 日本女子プロゴルフ選手権 事前情報◇4日◇かねひで喜瀬カントリークラブ(沖縄県)◇6670ヤード・パー72>
国内女子プロゴルファー最強決定戦に、世界を代表する飛ばし屋が参戦する。米国女子ツアーのドライビングディスタンス『275.76』ヤードで今季4位につけるビアンカ・パグダンガナン(フィリピン)。先月の「パリ五輪」にも出場し、メダルにあと一歩の4位で終えている存在だ。
厳しい米ツアーで昨年はポイントランキング57位に入り、今季のフル参戦権を得た有望株。最新の世界ランキングでは111位だが、紛れもなく世界を代表するトッププロの一人。今大会はアジアナンバー1を決める大会と位置づけられ、文字どおり最強の一人になる可能性を秘めている。
今回が初の日本ツアー参戦となるビアンカ。米ツアーでは思うような成績を残せていないが、秘めたるポテンシャルは相当に高い。日本参戦を起爆剤にしたいところだが、入国が便の遅れで火曜夜となってしまったため少々トラブルに見舞われている。水曜日はプロアマのためプレーできず。コースを一度も見ることなく初日のスタートを迎える。
「JLPGAツアーでプレーすることが初めてなので非常に楽しみ。まずは楽しむことを第一に考えて」とするが、ぶっつけ本番のプレーに不安は? これに対しては「コースを見ていないことで自分への期待度は低いので、余計に不安も緊張もない」と開き直り。キャディが行ったコースの下見を頼りに攻略を図っていくことになりそうだ。
そんなトラブルもありながら、心待ちにしていた日本参戦で楽しみたい物はたくさんある。「食事が美味しいということ、あとは日本人の優しさ、親切心」。これらがビアンカの日本評。「ラーメンが一番好き。あとはお菓子」と、食はパワーの源でもある。
「日本のファンも素晴らしいし、今回の試合で何か得られるものがあればいい。より多くの日本人選手の友達を作って帰りたい」。予選ラウンドは岡山絵里、仁井優花とのグループ。挨拶代わりの豪打で、日本勢、そして日本のファンを驚かせる。
本大会にはほかにも米ツアー2勝のジャスミン・スワンナプーラと同じく2勝のシャネッティ・ワナセン(ともにタイ)が参戦する。