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『92』以上叩いたら失格… 女子プロテストのシビアなルールと“足切り”

JLPGAプロテストが本日からいよいよスタート。合格率3%といわれる超難関とあって、その過程はシビアだ。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年7月17日 12時00分

合格率3%の超難関。プロ入りを果たすまでの道のりは過酷だ
合格率3%の超難関。プロ入りを果たすまでの道のりは過酷だ (撮影:福田文平)

女子プロゴルファーを目指す戦いが、きょうから幕を開けた。今年度4月1日時点で満17歳以上の女子、すなわち2006年度生まれの代から受験が可能。第1次予選、第2次予選、そして最終予選と続くが、それぞれ各ステージの受験資格要件が示されている。

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第1次予選の受験資格は先ほどの年齢制限に加え、『JGA/USGA HDCP Index5.0以下の者』。だが、このハンディキャップについては『証明書等の提出は不要』で自己申告のため、実際は誰でも受験が可能だ。

とはいえ、第1次予選では「各ラウンドにおいて92ストローク以上の者は失格とし、次ラウンドに進出できないものとする」という規定が設けられている。これは2022年度から新たに追加されたルール。22年度は5人が、23年度は2人がこのルールで失格となった。

第2次予選ではスコアによる失格規則はないものの、『54ホール終了時点で、各会場で掲示されている最終プロテスト進出順位に8打差までの者を第4ラウンドの進出者とする』と、いわゆる“足切り”がある。同じく最終プロテストでも『54ホール終了時点で、80位タイまでの者、または20位に8打差までの者のうちいずれか人数の多い方を第4ラウンドへの進出者とする』とカットが設けられている。

プロテスト受験資格の門戸は広く開かれているが、スコアに関する一定のルールがあるようだ。

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