国内女子ツアーは「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」で今季19試合が終了し、全38試合のうち半分を消化。来週の「大東建託・いい部屋ネットレディス」から後半戦へと突入する。スタッツをもとにして、前半戦で活躍した選手たちにスポットライトを当てる。今回は『リカバリー率』。
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昨季の「リカバリー女王」吉田優利は今年もトップ!【上半期スタッツ振り返り】
国内女子ツアーは「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」で今季19試合が終了。スタッツをもとにして、前半戦で活躍した選手たちにスポットライトを当てる。今回は『リカバリー率』。
配信日時:2023年7月15日 07時30分
国内女子ツアーは「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」で今季19試合が終了し、全38試合のうち半分を消化。来週の「大東建託・いい部屋ネットレディス」から後半戦へと突入する。スタッツをもとにして、前半戦で活躍した選手たちにスポットライトを当てる。今回は『リカバリー率』。
パーオンしないホールでパーかそれより良いスコアを獲得する確率を表すのが「リカバリー率」。グリーン周りの小技や、ピンチをしのぐパッティング力などディフェンス面が問われる部門で、現在トップに立つのは昨季もリカバリー率のタイトルを獲得した吉田優利。
今季は5月の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で国内メジャー初制覇を果たすなど18試合で、72.1212%を記録した。しかし、パー3では1打、パー4では2打以内、パー5では3打以内にグリーンに乗せる『パーオン率』は34位(66.3609%)にもかかわらず、平均バーディ数は14位につけている。つまり、高いリカバリー率でショートゲームに自信があるからこそ、ピンを狙えていると考えることもできる。
2位には、前半戦だけで4勝を挙げた女王・山下美夢有(71.3235%)、3位には吉田と同じチーム辻村の上田桃子(69.8113%)、4位には「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」でツアー初優勝を挙げた吉本ひかる(68.4066%)、5位には今季1勝の青木瀬令奈(68.2292%)と、飛距離よりも正確性で勝負するトップ選手たちが名を連ねた。どこに外せばパーを拾いやすいかまで計算し、マネジメント力に優れているともいえる。
一方、今季大活躍を見せメルセデス・ランキング3位につける岩井ツインズの姉・明愛は、60.2996%で54位。パーオン率1位、平均バーディ数3位と攻撃力は際立っているが、リカバリー率ではやや苦戦をしている。
【リカバリー率 トップ10】
1位:吉田優利 72.1212%
2位:山下美夢有 71.3235%
3位:上田桃子 69.8113%
4位:吉本ひかる 68.4066%
5位:青木瀬令奈 68.2292%
6位:高橋彩華 66.8831%
7位:申ジエ 66.6667%
8位:リ・ハナ 66.4935%
9位:川岸史果 66.2953%
10位:安田彩乃 66.2824%
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