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鶴岡果恋はノースリーブ解禁で裏街道からトップ10入り! 「シードも夢じゃない」

鶴岡果恋が裏街道から浮上。今季2度目のトップ10入りとなった。

所属 ライター
田中宏治 / Koji Tanaka

配信日時:2023年7月31日 08時09分

<楽天スーパーレディース 最終日◇30日◇東急グランドオークゴルフクラブ(兵庫県)◇6636ヤード・パー72>
 
10番スタートの裏街道から「66」とスコアを伸ばした鶴岡果恋がトータル14アンダーの10位タイに食い込んだ。今季2度目のトップ10入りでメルセデス・ランキング(MR)は大会前の69位から57位に浮上。「来週もこの位置でプレーできれば、シードも夢じゃない」と貴重なポイントとともに大きな自信も手にしたようだ。

鶴岡果恋がドレスに着替えたら…【写真】

第3ラウンドはプレーした全選手の平均スコアが『69.72』という強烈な伸ばし合い。そんななか、パープレーの「72」に終わった鶴岡の順位は8位タイから27位タイへと急降下した。序盤ではイーグルもあったが「6番(パー4)でOBからダブルボギーを打って、流れを切ってしまいました」。それに加えて、『32パット』とグリーン上で打ち切れなかったことが一番の反省点。最終日は「強気に打つ」と心に誓ってのスタートだった。
 
すると、最初の10番で6メートルの上りのフックラインを沈めていきなりのバーディ。「今日はいいかもしれないと前向きになれました」。前半だけで4つのバーディを奪うと、後半は2番パー4の2打目を1メートルにつけるなど、持ち味のショットも冴えた。そんななか最終9番パー4でちょっとした落とし穴。「真っすぐ強めと思ったら出だしで持っていかれちゃって…」と1メートル弱のバーディチャンスを逃がしたことを悔やんだ。
 
猛暑が続く中、最終日はトレードマークともいえるノースリーブ姿ではつらつとプレーした。鶴岡の暑さ対策はとにかく寝ること。スタート時間は午前6時45分と早かったが、前夜は午後7時30分に就寝し、8時間以上の睡眠時間を確保した。「ホテルに戻るとドッと疲れを感じますけど、朝起きたら体は初日の状態。大谷(翔平)選手もたくさん寝るらしいし、スポーツ選手は寝なきゃダメですよ」。ちなみに3日目まで半袖だった理由は「あんまり着ていると、いつも同じウェアだなと思われそうだから(笑)」。本当は毎日着たいほど、ノースリーブが好きだという。
 
次戦の「北海道meijiカップ」では高校の1年先輩にあたる原英莉花がヘルニアの手術から3カ月ぶりに復帰予定。第1回リランキングを突破し、鶴岡が試合に出られるようになった時点で原はすでに欠場中だったため「今季はなかなか練習ラウンドをご一緒できていません。来週の話はまだしていないけど、早く一緒に回りたいです」。第2回リランキングのクリアはほぼ確実となり、次に目指すのはシード権獲得。尊敬する先輩と同じ舞台で戦い続けるためにも、2週連続のトップ10でMR50位以内に飛び込むつもりだ。(文・田中宏治)

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