<CAT Ladies 最終日◇18日◇大箱根カントリークラブ(神奈川県)◇6652ヤード・パー72>
優勝した21歳の川崎春花を筆頭に、プラチナ世代の23歳・阿部未悠、ベテランの渡邉彩香や藤田さいきやら様々な世代が上位をにぎわせた。一方で、毎週のように優勝争いを繰り広げてきた黄金世代(1998年度生まれ)の面々が、今大会では“蚊帳の外”だった。
今シーズンは開幕から22試合連続で黄金世代の選手がトップ10入り。2019年の21試合連続を更新した。だが、今週は一人もトップ10に入れず、たすきのようにつないできた記録がストップすることになった。
黄金世代の最上位はトータル5アンダー・12位タイの天本ハルカ。後半17番を終えた時点ではトップ10内にいたが、18番をボギーとしたことで圏外にはじき出された。今季トップ10入り12回の高橋彩華も奮闘したが、トータル3アンダー・17位タイと3打及ばなかった。
今季トップ10入り13度でツアー1位の河本結は、2日目スタート前に棄権。トップ10入り12回の小祝さくらは22日(木)開幕の海外メジャー「AIG女子オープン」(全英)参戦のため、今大会には出場しなかった。なお黄金世代は今季ここまでに、3月の「アクサレディス」を制した臼井麗香を皮切りに、小祝が2勝、天本、新垣比菜、大里桃子、河本結と計7勝を挙げている。
【今大会の黄金世代成績】
12位:天本ハルカ(-5)
17位:高橋彩華(-3)
19位:臼井麗香(-2)
※決勝進出者