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取り戻したドライバーへの自信 竹田麗央は叔母・平瀬真由美に並ぶシーズン4勝目「超えたいです!」

竹田麗央が鮮やかに逆転。今季4勝目を飾った。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2024年8月4日 16時43分

<北海道meijiカップ 最終日◇4日◇札幌国際カントリークラブ 島松コース(北海道)◇6568ヤード・パー72>

涼しげな表情の裏では、大きなプレッシャーがのしかかっていた。竹田麗央は16番でボギーを喫し、同組の河本結が17番をバーディとしたことで首位に並ばれた。さらに“久々”の優勝争いとあって、「(心臓が)バクバクしていました」。

「牛乳大好き!」竹田麗央が副賞にニッコリ【写真】

だが、持ち前の精神力で緊張を打ち払った。「大丈夫と言い聞かせていました。自分ならできると思って打ちました」。3打目を2メートルにつけてバーディを奪い、今年4個目の優勝カップを掲げた。

今年は世界ランキング上位者の資格で海外メジャーにスポット参戦をしているが、55位で終えた3週前の「アムンディ・エビアン選手権」から、少し自信を無くしていた。「ショットが曲がっていて、振り切れなくなってしまった」。自身の持ち味は豪快なスイングから生み出される飛距離のアドバンテージ。「最近は忘れていた。振り切ったらイメージも良くなってきました」と、大会2日目の練習場で初心を取り戻すと、初日5回だったフェアウェイキープ率は8回、9回と右肩上がりとなった。

その強みはパー5でのスコアにも表れている。3日間合計12ホールのうち、バーディを9つも奪った。「ティショット次第では2オンを狙えるし、グリーン近くから3打目が打てるのでチャンスにつく回数も多い。スタッツも上位にいるので自信はあります」。パー5の平均スコアは『4.545』で堂々のツアー1位だ。

飛距離を大事にしながら、ショートゲームも日々上達中だ。「パッティングも良くなってきていて、自分のゴルフがいい感じになってきている」。エビアンからは「グリップがしっくりきていなくて遊びで試してみたら」とグローブをつけたままパッティングするスタイルに変更。最終日までチャンスを見事に決め切った。

ポイントレースのメルセデス・ランキングでは山下美夢有をかわして首位に返り咲いたが、「接戦というか、みなさんお上手なので自分はついていくだけかな」と年間女王争いについては控えめ。

ただ、2度の賞金女王に輝いた叔母・平瀬真由美は年間4勝が最高成績だったことを知ると、「超えたいです!」とニヤリ。心技体が整い始めた21歳。このまま“無双状態”で突っ走る。(文・笠井あかり)

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