17日、都内ホテルで「JLPGAアワード2024」が開催された。3ツアー対抗戦「Hitachi 3Tours Championship」で連覇を遂げたJLPGAチーム6人と「全米シニア女子オープン」で優勝争いの末2位に入った山本薫里に『特別賞』が贈られた。

JLPGAチームは竹田麗央、小祝さくら、桑木志帆、河本結、古江彩佳、佐久間朱莉の6人。後半戦に大逆転を果たし、竹田＆小祝ペアが最終ホールで決着をつけた。JGTOチームに並ぶ通算8回目の優勝で、佐久間は大会MVPを獲得した。

山本は5打のリードを持ちながら最終日に入ったが、逆転されて惜敗。それでも世界トップランカーが集う大舞台で活躍をみせた。

【受賞者の声】
佐久間朱莉（大会MVP、なお不在によりメッセージ、一部抜粋）
「JLPGAチームが一丸となり力を発揮できたことで、つかみ取ることができました。日頃から応援してくださるファンの皆様、支えてくださる関係者の方々に心より感謝を申し上げます。個人的には大会のMVPにも選んでいただき、心に残る大会となりました。皆様のご支援が私の原動力であり、これからも努力を重ねて 来年はさらに成長できるよう頑張りたいと思います」

桑木志帆
「誰かがミスをしても誰かが補ういいチームでした。（個人的には）全然ダメダメ。朱莉にたくさん助けてもらいました」

河本結
「みんな仲良かった。前日の食事会で相談をしあって、最高のパフォーマンスをみんなが出せた。めちゃめちゃ楽しかったのでまた来年目指します」

山本薫里
「（最終日）すいませんでした（笑）。偉業を達成しそこねた感が満載で悔しい気持ちもあるけど、若年齢化するなか、50歳以上も頑張っているところを見せられました。13人の50歳以上が本戦に行って、私はルーキー。爪痕が残せればと思っていました。来季はこのような悔しい気持ちをバネに頑張ってきます。挑戦します」