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「昔からの憧れで目標」休止発表の上田桃子と練ラン ホステスプロ・濱田茉優が“生き残り”へ刺激
生き残りをかけた戦いへ。濱田茉優は上田桃子、竹田麗央とのラウンドで活力を得た。
配信日時:2024年11月6日 08時28分
<伊藤園レディス 事前情報◇6日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6769ヤード・パー72>
主催の伊藤園に所属する濱田茉優は、「頑張りたい」と特別な思いを抱く大会を前に大きな刺激を得ることができた。
開幕2日前の6日に行われた練習ラウンドでは、イン9ホールをプレー。その時、一緒に回ったのは、先日、今季限りでのツアー休止を表明した上田桃子と、現在メルセデス・ランキング1位に立つ竹田麗央だった。「桃子さんは昔からの憧れで目標にしてきた大好きな選手。こうやって回りたいと思っていたので、すごくうれしかったです」という、特別なハーフラウンドにもなった。
そして竹田は先週の「TOTOジャパンクラシック」を制し、来季からの米ツアー出場権を確定させるなど、今年だけで8勝を挙げる現在の“顔役”。『刺激は大きかった?』と聞くと、濱田はしっかりと顔を縦に振った。
ここまで30試合に出場も、春先からなかなか結果がでない日々が続き、メルセデス・ランキングは78位。今季初のトップ10入りを果たしたのが6月の「アース・モンダミンカップ」(10位)で、4週前の「富士通レディース」で7位に入った。来季のシード権死守へ、大事な終盤戦を迎えている。
現時点で確定している試合は、今週、来週の残り2試合。「“バン”っていけたらいいとは思ってるんですけど、そんなに簡単ではない」。本人はそうも話すが、そのタイミングで迎えるホステス大会だけに、「しっかりやりたい」とここで大きくポイントを積み上げたい。
「まずは絶対に予選通過して、最終日に優勝争いできる位置で頑張りたい」。そう力を込め、しっかりと準備を進めていく。(文・間宮輝憲)
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