<Vポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 初日◇15日◇鹿児島高牧カントリークラブ(鹿児島県)◇6456ヤード・パー72>
国内女子ツアーは今季3戦目。高知県から鹿児島県に舞台を移し、きょうから3日間の熱戦が繰り広げられる。昨年は青木瀬令奈が54ホールボギーなしで、逆転優勝を挙げた。その青木のキャディ兼コーチを務める大西翔太氏がトーナメント現場から見どころを紹介する。
連覇を目指す青木瀬令奈はレジェンドから“金言” 15番ホールではOB続出!?【大西翔太のSHOWTIME】
青木瀬令奈のキャディ兼コーチを務める大西翔太氏がトーナメント現場から見どころを紹介する。
配信日時:2024年3月14日 23時00分
<Vポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 初日◇15日◇鹿児島高牧カントリークラブ(鹿児島県)◇6456ヤード・パー72>
国内女子ツアーは今季3戦目。高知県から鹿児島県に舞台を移し、きょうから3日間の熱戦が繰り広げられる。昨年は青木瀬令奈が54ホールボギーなしで、逆転優勝を挙げた。その青木のキャディ兼コーチを務める大西翔太氏がトーナメント現場から見どころを紹介する。
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■距離が伸びた15番でOBが続出!?
開催コース・鹿児島高牧CCのグリーンは広めだが、硬く速く仕上がっている。「グリーンがすごくキレイです。ただ、スピードが11フィートとしっかり出て、傾斜も強いので、本当にパターの能力がないとここでは優勝争いができない」とパター巧者が有利だと話す。
そして、今大会のキーホールに挙げるのは、15番パー4。ティエリアが昨年よりも後方になった影響で、距離が300ヤードから334ヤードに延長された。さらに、右サイドには池、左サイドにはOBゾーンがあるため、“刻み”が重要になってくると説く。
「(ティショットが)幅10ヤード以内に入れないといけない。なので、本当に刻む勇気が必要になってくる。特に飛ばし屋の選手は、イケイケでドライバーを握ると痛い目を見るコース。15番ではOBが続出するのでは」。確かに鹿児島高牧CCで行われた歴代優勝者の顔ぶれを見ても、菊地絵理香、堀琴音、青木瀬令奈といった飛ばし屋というよりもショットメーカーが並んでいる。
■V候補筆頭はパターの調子が良い岩井千怜
優勝候補筆頭に挙げるのは、開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」を制した岩井千怜を挙げる。「練習からみていて、パターの転がりがすごく良いです。やっぱりこの大会は、パターの調子が良い人がくるので、1週挟んでまた優勝するのでは」と今季2勝目に太鼓判を押した。
さらに、鹿児島で地元初Vを目指す勝みなみも気になっている様子。「先週一緒にラウンドしたのですが、良い状態にあると思う。今週は声援も絶対大きいので、 地元の力をちゃんと形にしてくるのではないかなと思う」と期待を寄せた。
■連覇を目指す相棒・青木瀬令奈は?
相棒の青木は、ディフェンディングチャンピオンとして今大会に挑む。「本人も『この試合に向けて調整してきた』と話していたので、いいパフォーマンスができる状態だと思う。飛距離が出なくても、 青木選手のようなショートゲームのうまい人が必然的に上位にくるコースなので」。
加えて、精神的にも良い状態で、今大会に臨めるという。先週の「明治安田レディス ヨコハマタイヤ」では、元プロ野球選手で阪神タイガースのクローザーとして名を馳せた藤川球児氏とプロアマ戦をラウンド。大の阪神ファンの青木にとって、とても有意義な時間になったようだ。
「アスリートとしての心構えのアドバイスを受けて、“戦うための覚悟”が決まったと話していました。マインドセットができたようで、『球児さんにいい報告をしなきゃ』と意気込んでいます」。レジェンドからの“金言”を胸に連覇に挑む。
解説・大西翔太(おおにし・しょうた)/1992年6月20日生まれ。名門・水城高校ゴルフ部出身。2015年より青木瀬令奈のキャディ兼コーチを務める。16年にはキャディを務める傍らPGAティーチングプロ会員の資格を取得した。ゴルフをメジャースポーツにと日夜情熱を燃やしている。21年には澁澤莉絵留ともコーチ契約を結んだ。プロゴルファーの大西葵は実の妹。YouTube『大西翔太GOLF TV』も好評で、著書『軽く振ってきれいに飛ばす!! 飛距離アップの正解』が発売中。
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