<資生堂 レディスオープン 事前情報◇28日◇戸塚カントリー倶楽部(神奈川県)◇6605ヤード・パー72>
2試合連続で単独2位と、あと一歩のところで今季2勝目を逃している岩井明愛は3つ目の海外メジャー切符となる「エビアン選手権」(7月27~30日、フランス)の出場権を目指して今大会に挑む。出場資格が得られるのは7月11日付の世界ランク50位以内。現時点で同55位の明愛にとって、今大会と初めて臨む海外メジャー「全米女子オープン」(7月6~9日、米カリフォルニア州)が正念場となる。
ノルマは世界トップ50 岩井明愛がフランス行きをかけて日米連戦へ「今週も来週も“やるぞ”という気持ち」
岩井明愛はフランス行きをかけて日米連戦に臨む。
配信日時:2023年6月29日 00時00分
<資生堂 レディスオープン 事前情報◇28日◇戸塚カントリー倶楽部(神奈川県)◇6605ヤード・パー72>
2試合連続で単独2位と、あと一歩のところで今季2勝目を逃している岩井明愛は3つ目の海外メジャー切符となる「エビアン選手権」(7月27~30日、フランス)の出場権を目指して今大会に挑む。出場資格が得られるのは7月11日付の世界ランク50位以内。現時点で同55位の明愛にとって、今大会と初めて臨む海外メジャー「全米女子オープン」(7月6~9日、米カリフォルニア州)が正念場となる。
先週はプレーオフで敗れ、悔し涙を浮かべた明愛だが、気持ちはすでに前を向いている。都内で仕事があり、忙しく過ごしたという月曜日には「切り替えていました」。今季2勝目という目標は当然、頭にあるが、それ以上に気になるのがエビアン選手権の出場権。「出たいので、今週も来週も“やるぞ”という気持ちでいます」。妹の千怜は世界ランク40位につけており、このまま50位以内をキープできる可能性大。全米女子オープンと「AIG女子オープン」に続く、双子揃っての出場権獲得は当然、意識するところだろう。
今大会は初出場でコースも未経験。練習ラウンドとプロアマでプレーした感想は「全部同じホール、同じグリーンに見えて不思議な感じです」。なかなか各ホールの特徴が頭に入ってこないようだが、それも「毎ホール、同じような感覚でショットもパットも打っていけるのかなと思います」とプラスにとらえている。攻略のカギに挙げるのはティショット。「ラフに行ってもそれほど問題はないので、振れるだけ振っていきたいです」。ドライビングディスタンス8位(253.68ヤード)の飛距離を武器にアドバンテージを取る作戦を思い描いている。
昨年は4日間とも気温30度越えを記録し、選手、キャディの間では1年で最も体力的に厳しかった大会と評判。今年も雨予報の3日目を除いて、30度越えの予報が出ており、暑さ対策も4日間を戦い抜くための大きなテーマだ。
「暑さには強い?」という報道陣の問いかけに明愛は「う~ん、普通ですかね? 暑くてもプレー中は集中できるので、弱くはないと思います」。具体的な対策としてはシンプルに水分補給を挙げる。少なくとも暑さに苦手意識はないようだ。
明愛が2位だった直近の2試合を制した山下美夢有、申ジエ(韓国)はともに「全米女子オープン」を見据えて今大会は不在。エビアン行きの切符獲得を念頭に、同じような状況でも敢えて日米連戦を選んだだけに、ここでしっかりポイントを積み上げたいところだ。(文・田中宏治)
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