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「見た目は気持ち悪い」特注パターってなんだ? “10億円目前”の鈴木愛が4位浮上

昨年覇者の鈴木愛が上位浮上。その裏に「見た目は気持ち悪い」特製パターあり?

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2025年3月23日 08時00分

<Vポイント×SMBCレディス 2日目◇22日◇紫カントリークラブ すみれコース(千葉県)◇6668ヤード・パー72>

昨年覇者が上位争いに加わった。鈴木愛が5バーディ・1ボギーの「68」と伸ばし、トータル3アンダー・4位タイに浮上した。首位の吉田優利が一人旅の様相を呈し、9打の差がついているが、きょうの内容には手ごたえを感じている。

【写真】見た目は気持ち悪い? けど使い心地バツグンの鈴木愛の特製パター

出だしから5ホール連続でパーオンを逃した。「思っている感じと違う球が出ていて、いつもより5ヤードくらい飛んでいなかった」。タテ距離が合わず、2番ではボギーが先に来てしまう。ショートゲームでカバーしながらのスロースタート。実際の距離より5ヤード飛ぶ番手で打つようにして、「気持ち悪さ」を感じながらも強引に調整した。

2週前の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」は予選落ちに終わった。「オフの間に変なクセがついちゃってボールの転がりが悪かったんです」と、パッティングの名手はグリーンに苦戦していた。それを助けたのが、今週投入した『ピン アンサーPLDプロトタイプ』。実はこれ、手渡されたときには使用するイメージが全く湧かなかったという。

昨季はセンターシャフトを使用していたが、これはダブルベントのもの。「“ククッ”ってネックが入っている感じ。見た目は気持ち悪いです」とキッパリ言い放つ。それでも投入を決めたのには理由がある。「今週のグリーンは距離感が合わないと絶対に入らない。打ちやすいパターよりはタッチが合わせられるものにしたかった。ほんま細かな距離感なんですけど…」。普段から5本程度のパターを持ち歩いており、いろいろなモノを順番に試していた結果、“まさか”の登板となった。

さらに、構えで少しだけフォワードプレスにしたことで、イメージ良く打てるようになった。「1・2・3のテンポで打てるようになった。(きょうの)試合中にやってみて、雰囲気が変わりましたね」。3~4メートルのバーディパットを次々と流し込み、この日は全体最少タイとなる24パットを記録した。

あと321万5362円を獲得することができれば、生涯獲得賞金は10億円の大台を突破する。今大会での達成も目前だが、「それよりは順位を上げたり、優勝したいという気持ちがある。きょう悪かったショットを練習場で調整したい」と冷静に見据えた。(文・笠井あかり)

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