2月25日は、昨年の「明治安田生命レディス」でレギュラーツアー初優勝を果たした吉本ひかるの誕生日。1999年生まれで、25歳を迎えた。
吉本は滋賀県出身、9歳でゴルフを始めた。滋賀短大附属高3年生だった2016年に、地元で行われた下部のステップ・アップ・ツアーで史上4人目(当時)となるアマチュア優勝を果たす。翌17年のプロテストは一発合格した。
同年のステップ・アップ・ツアー「うどん県レディース」でプロ初Vを挙げ、プロ3年目の19年シーズンは36試合中、2度の2位を含めたトップ10入り8回。メルセデス・ランキング26位に入って初シードを獲得した。
新型コロナウィルスの影響で統一された20-21シーズン。吉本は不調に陥り、49試合中トップ10入りは3度のみ。シード権を手放した。同年末のQT38位の資格で22年もレギュラーツアーに参戦したが、思うような結果が出せなかった。そんな苦境を乗り越え、プロ7年目の23年3月に涙の栄冠をつかんだ。
今シーズンは再びシード選手としてツアーに参戦する。自身を泣き虫と評する吉本。今年も“うれし涙”を流したい。