<CAT Ladies 2日目◇17日◇大箱根カントリークラブ(神奈川県)◇6652ヤード・パー72>
4月の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」でツアー初優勝を挙げた阿部未悠が6バーディ・2ボギーの「68」でラウンド。トータル4アンダー・7位タイで最終日を迎える。
6番までパーを並べたが、7番パー4でピン奥7メートルほどのロングパットを決めて初バーディ。このバーディがその後の良い流れにつながった。「初日に雨は降ったけど、グリーンは早いし、ラフも長い。難しいコンディションのなかで、できる限りスコアを落とさないという目標だった。でも、意外とショットが寄るところもあってパターも入ってくれた。自分が思っていたよりもスコアが伸ばせました」と納得のいく一日となった。
4月に初Vを挙げた23歳だが、その後は15試合に出場して予選落ちは7回。6月の「アース・モンダミンカップ」では腰を痛めて棄権している。さらに、夏場の地元・北海道での2試合も予選落ちと苦しんだ。「北海道ではあまり予選落ちとかはなかったんですけど、自分のゴルフができなかった。悔しかったですし、何とかしなきゃいけないという気持ちになった」。
そして、迎えた先週の「NEC軽井沢72ゴルフ」。3日間で『70』を並べてトータル6アンダー・10位タイ。初優勝以来の上位フィニッシュを果たした。「あまり得意なコースではなかったけど、ショットもパターも少しずつ良くなってきた。良い流れを逃さないように逃さないようにというラウンドが、トップ10だった。すごく良かったと思う」。怪我も癒えて、ゴルフの状態も上向いてきた。
7月のオープンウィーク2週はゴルフと趣味の“両立”。午前中はゴルフの練習をしたあと、午後はエスコンフィールド北海道で「日本ハムVSソフトバンク戦」を観戦。「推しにあえて良かった!」と1月に自主トレをともにした鷹の正捕手・甲斐拓也の応援でリフレッシュした。さらに、“ネイチャー系カメラマン”としての活動もぬかりなく、トラフズクとアオバズクを撮影。写真を自身のインスタグラムにアップしている。
でも、1つだけ心残りがある。同じ“プラチナ世代”で米ツアーに参戦中の親友・吉田優利とは会うことができず、「休みが入れ違いで会えませんでした…。いま、日本に帰ってきているみたいなので、どこかで会いたい!」と再会を渇望している。
最終日のプレーについては、「今はリハビリ期間だと思っている。簡単にバーディを獲れるコースではないので、とりあえず1打ずつ前に進んでいきたい」。後半戦の逆襲に向けて、納得のいくプレーを続けたい。(文・神吉孝昌)