「日本女子オープン」2勝、米ツアー1勝を誇る35歳・宮里美香が来季の出場権をかけた「ファイナルQT」(26~29日、葛城GC宇刈C)への出場を見送ることを発表した。
23日に自身のインスタグラムで「いつも応援してくれている皆様へ」と題して投稿。「残念ながらシード権を獲得することはできませんでした。今後について考えた結果、来シーズンに向けてのファイナルQTは受験しないことを決断しました」と表明した。
「子育てをしながらツアー参戦することは、想像していた以上に負担が大きく、また、今後の家族計画も踏まえて、いったんツアーフル参戦を目指すことはお休みします」とした上で、「来年は息子のことを中心に考えて、プロゴルファーの活動をしていこうと思っています」とつづった。
2022年12月に第一子となる長男を出産した。今季開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」からツアー復帰し、トップ10入り2回。メルセデス・ランキング65位になったことで、ファイナルQTからの出場資格を得ていた。