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第1回日本女子シニアオープンで優勝したい~やる気満々な2025シーズン~【原田香里のゴルフ未来会議】

今回は原田香里が、2025年シーズンの意気込みを語る!

配信日時:2025年2月19日 02時30分

原田香里が今シーズンへの思いを語った(写真は23年、太陽生命 元気・長生きカップ)
原田香里が今シーズンへの思いを語った(写真は23年、太陽生命 元気・長生きカップ) (撮影:米山聡明)

ゴルフを愛するみなさん、こんにちは。原田香里です。一進一退ながらも季節が進み、梅や早咲きの桜の便りも聞かれるようになりました。ボチボチ羽を伸ばし始める学生さんたちも増えてくる頃ですね。みなさんの周辺はいかがでしょうか。

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そんな春だから勢いに乗って…というわけではありませんが、思い切って今回は私の2025年シーズンに向けた気持ちをお話したいと思います。年が明けてから間もなく2か月。去年に比べてコースに出る回数は多くなっています。全身のバランスを強化しつつ可動域を広げるために始めたピラティスも続いています。そして何より大きいのは、45年以上のゴルフ人生の中で初めて、自分のゴルフを可視化したのです‼

最近の若い人たちは当たり前にしていることだと思いますが、計測するという感覚が全くなく、そのような機器もないような時代にゴルフを始めた私です。同世代には後になって、データを取って自分のゴルフと向き合った人も少なくないと思いますが、私はずっと自分の感覚を信じてやってきました。けれども、54歳からプレーするようになったレジェンズツアーですが、一番若い45歳の選手たちと、58歳の現在の私が戦うことを考えるとどうしてももう少し飛距離が必要だ、という結論に達したのです。

飛距離よりも正確性で勝負してきたゴルファーであることは、レギュラーツアーでプレーしていた頃と変わっていません。それでも、アドバンテージではなく、自分のやりたいゴルフをするためには、どうしても今より飛距離が必要なのです。ゴルフをもっとちゃんと追求したいな、と思うようになり、自分に足りないものを見つけるために自分のゴルフを可視化し、結果を踏まえて飛距離アップを目指している、ということです。

トラックマンを中心にした機器で様々なことを計測して、初めて自分のゴルフを客観的にデータで見ました。率直に言って面白かったですね。自分で思っているのと違うことも少なくありませんでした。大きなところでは、スイング軌道がそこまでズレていないと思っていたのですが、アウトサイドインになっていました(汗)。また、スイング中の地面に対する圧力は、足裏全体にかかっているとおもっていたのにとてもツマ先寄りだったことがわかってびっくりしましたし、ショックでした。

可視化後、自分の思っているのと違っていた部分に気をつけながらプレーしてみたところ、少しですが飛距離が出始めたようです(あくまでも感覚ですが)。

58歳になり、プロとして試合でゴルフができる残り時間も考えるようになりました。毎年「今年が最後かもしれない」という気合で臨みたいと思っています。そんな気持ちの先にあるのは、勝ちたい、という強い気持ちです。未勝利のレジェンズツアーで優勝したい。特に今年は「第1回日本シニア女子オープン」が開催されます。2日間競技なのは残念ですが、試合が始まること自体は素晴らしいこと。それを4日間大会に時間をかけて育てていくこと、そして継続して開催してもらうこと。そのために、私たち選手も頑張らなくてはなりません。支えて下さるファンのみなさんやスポンサーさん、関係者のみなさんに感謝しつつ…。その結果が優勝であれば最高だと思います。第1回日本女子シニアオープンチャンピオンになりたい!やる気満々な今年の私を、見守っていただければ幸いです。

連載

原田香里のゴルフ未来会議

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