13日の成人の日に合わせ、その付近では多くの自治体で二十歳を祝う式典が行われ、晴れ着姿の若者の姿が印象に残る3連休となった。もちろん女子プロゴルフ界でも“ハタチ”を迎える選手がいる。それは藤井美羽、與語優奈、高野愛姫の3人だ。
2022年に現役高校生でJLPGAプロテストを受験し、唯一合格した藤井は、ルーキーイヤーの23年シーズンは国内女子下部のステップ・アップ・ツアーを主戦場に戦った。レギュラーツアーには4試合出場するも、そのうち3試合で予選落ち。24年は下部ツアーを主戦場に戦いトップ10入りが2回。25年シーズンの出場権を争うQTでは72位で、ツアー初優勝、初のシード権獲得を狙って挑んでいく。
23年にプロテストを合格し、昨年ルーキーイヤーとして戦った與語はレギュラーツアーに16試合出場、下部ツアーには9試合出場し「ルートインカップ」で2位タイの成績を残している。同年にプロテスト合格の高野はレギュラーツアーに6試合、下部ツアーには18試合しトップ10入りが4回。ともに、初シード権獲得、初優勝を目指して今シーズンも戦っていく。
“ハタチ”を迎え、新しい心で挑む今シーズン。飛躍していく姿に注目していきたい。