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「困難を乗り越えられる」 原英莉花がヘルニア手術を経て米予選会挑戦を決意した理由

原英莉花は連日のアンダーパーとなる「69」。好スコアで最終日を締めくくった。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2023年9月10日 16時41分

<日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 最終日◇10日◇パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ(長崎県)◇6755ヤード・パー72>

史上11人目のメジャー3冠を目指した原英莉花は、いい感触を残したまま長崎県を後にすることができそうだ。最終日はボギー、ダブルボギーも1つずつあったが、6つのバーディも奪う一日になった。

バーディ締めでこのガッツポーズ【写真】

最終18番ホールは、フェアウェイからの2打目を1.5メートルにつけてのバーディ締め。「いいあがりで終えることができました」と、歓声に応えてグリーンを降りることができた。10番では10メートル、12番では15メートルを沈めるバーディも奪った。

ただ13番でボギーを叩くと、16番では大ピンチも。乾ききったグリーンで、アプローチ後の2メートルのパーパットが3メートルもカップから遠ざかり、3パットのダブルボギー。「途中からショットも曲がり始めて、流れを壊しました。きょうはしぶいですね」と、悔しさも残る18ホールだった。

午前組で回った第2ラウンドのホールアウト時のスコアはトータル4オーバーで、その時は決勝進出を諦めていた。飛行機も変更するなど、帰り支度もしたが、そこからカットラインがみるみるうちに下がり、59位タイでなんとか予選を通過。「(予選を)通って、順位がついただけでもありがたい」。そして決勝の2日間で5つスコアを伸ばすことができた。

前日には、10月17日から始まる米ツアーの来季出場権をかけたQスクールセカンドステージ(米フロリダ州)に、3週間前にエントリーしたことを明かしていた。かねて目標にしてきたが、これまでは腰痛もあり先延ばしにしてきた舞台への挑戦になる。今年5月にはヘルニアの手術を受け動向が注目されたが、それが「いつまでできるか分からない」という気持ちを芽生えさせたという。

「困難なことがあっても何か道はあるし、それを乗り越えられると思って挑戦することに決めました。早いうちがいいし、意欲はあるのに、もどかしくやってるよりも挑戦しようと思って。それでエントリーしました」。改めて決断の理由を説明する。ここから1カ月間、試合のなかで状態を万全にし、タフな戦いに挑みたい。(文・間宮輝憲)

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