<Vポイント×SMBCレディス 最終日◇23日◇紫カントリークラブ すみれコース(千葉県)◇6668ヤード・パー72>
国内女子ツアーの最終ラウンドが終了。昨年8月の「meijiカップ」以来、8カ月ぶりに日本ツアーへ参戦した渋野日向子は6位で大会を終えた。
Vポイント(CCCMKホールディングス)とスポンサー契約を結ぶホステスプロでもある渋野。国内ツアーでの決勝進出は、2022年「樋口久子 三菱電機レディス」以来のことで、多くのギャラリーを引き連れた3日間となった。
最終ラウンドの前半は、すべてパーを並べると、後半は10番から連続ボギーを叩いた。12番パー5では2オン2パットのバーディ。以降もパーを並べると最終18番パー5でバーディ締めとして、イーブンパーのラウンドとした。「(バーディパットを)決めることができず苦しいラウンドでした。先にボギーが来たこともすごく悔しかった」と最終日を振り返った。
唯一2桁アンダーに乗せた吉田優利を除けば、上位勢のスコアは拮抗。3日間通して上位に位置した今大会に手応えも感じている。「2日目、3日目となかなか伸ばせなかったので悔しい気持ちはありますが、トップ10で終えられたのは良かったと思いますし、久しぶりに上の方で戦えてすごく楽しかった」と話した。
今季、米ツアーでは3試合に出場しているが、思うような成績が残せていない。昨年6月の海外メジャー「KPMG全米女子プロ選手権」以来となるトップ10入りを足がかりに、本格化する米本土戦へ弾みをつけたい。