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尾関彩美悠は「気分転換も兼ねて」1年ぶりのパター変更で今季最高3位発進

北海道からジャンプアップだ! 尾関彩美悠が久々の好スタートを切った。

所属 ライター
田中宏治 / Koji Tanaka

配信日時:2023年7月7日 07時00分

尾関彩美悠が投入した真っ黒な幅広パター

尾関彩美悠が投入した真っ黒な幅広パター (撮影:ALBA)

<ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 初日◇6日◇真駒内カントリークラブ 空沼コース(北海道)◇6420ヤード・パー72>
 
昨シーズン、ツアー初優勝を飾った尾関彩美悠が3バーディー・ボギーなしの「69」をマークし、3アンダーの3位タイと今季最高のスタートを切った。今季は18試合で13度の予選落ちと苦しんでおり、この日が初のボギーフリーでのラウンド。数試合前から徐々に復調の兆しを見せていたショットに加え、約1年ぶりにパターを換えてパッティングの調子も取り戻した。

尾関彩美悠が投入した真っ黒パター【写真】

尾関が手にしていたのは、まだツアーに投入されて間もない真っ黒なオデッセイ『WHITE HOT BLACK SERIES』。昨年の優勝時に使用していた大型マレットからダブルワイドと呼ばれる幅広のブレード型に形状を一新させた。「今週のグリーンにどれが合うのか、いろいろ試して作ってもらいました。前のパターは1年ぐらい使っていたんですけど、気分転換も兼ねて思い切って換えました」。これが見事にハマって、この日は24パット。目があるグリーンに対し、「しっかり打てるタイプ」を選択したという。
 
一方、開幕から試行錯誤を続けていたアイアンは1カ月ほど前に、昨年使用していたものに戻すことで落ち着いた。3つのバーディはいずれも2メートル以内のバーディチャンスから生まれたもの。強い風、狭いフェアウェイ、洋芝の粘っこいラフという条件下で、パーオン率は50%にとどまったが、近い距離のチャンスが作れているのはアイアンショットのキレが戻ってきた証拠だろう。
 
残る課題を挙げるとすれば、コースマネジメント。アマチュア時代から基本的にピンを真っすぐ攻めるスタイルだが、さまざまなコースを安定して攻略していくには、攻めるところ、守るところのメリハリも必要になる。「プロキャディさんと話していると、ショートアイアンなのにここは守るんだと思うことがけっこうあります。反対に長いクラブなのに攻めていいという場面も時にはあって、難しいですね」。初日はコンディションが厳しかったぶん、守る判断に迷いはなかったという。
 
「ノーボギーは自信になりました。明日以降もコースは変わらず難しいので、しっかりマネジメントをして上位で終われるようにしたいです」。先週同い年の櫻井心那が初優勝を飾ったことは大きな刺激。新しいパターと復縁したアイアンを手に、このまま上り調子で、2勝目へと突き進む。(文・田中宏治)

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