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「金属だけど樹脂みたいに押してくれる」 尾関彩美悠がお気に入りの“王冠”入り新パターを投入

尾関彩美悠が今季開幕戦に向けて投入した新パターとは?

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2025年3月6日 01時00分

尾関彩美悠がパターのこだわりを明かす

尾関彩美悠がパターのこだわりを明かす (撮影:戸村功臣)

国内女子ツアー通算1勝の21歳・尾関彩美悠が2025年のシーズンを前に、クラブセッティングを調整中。そのなかで、エレガントなデザインのニューパターを発見した。

【写真】尾関彩美悠の新パターを接写!

それはベティナルディの『Queen B Milled in tha USA QB15』でブレード型のパター。「ガラッと変わりました」ともともとは、スコッティキャメロンの『 PHANTOM X T9』やテーラーメイドのスパイダーと大き目のヘッドを使用していた。

実は「いただいたもの」と明かすこのパターは、ヘッドのソール部分に描かれている「蜂に王冠のマークがすごくかわいい。私のボールのマークにも王冠があるんですけど」と、お気に入りのマークに一目惚れ。「あとはフェースが金属なんですけど、打感が少し柔らかい。グッと樹脂みたいに押してくれる打感がある。いままであまり打ったことがない感じでした」と新感覚の打感にも心を撃たれた。

「すごくかわいい!」蜂と王冠のマークがお気に入り

「すごくかわいい!」蜂と王冠のマークがお気に入り (撮影:戸村功臣)

好みの打感は「ちょっと硬いほう。しっかり打感がわかるもの」。今回のパターは金属フェースで尾関が好きな打感に近い。硬すぎず、やわらかすぎないしっかりとした手応えに「すごく私的にはいい」と即決したようだ。まだ投入したばかりだが、「いまのところすごく入っている」とラウンドでも好感触を得ている。

パターを選ぶときのこだわりがある。それは「テストしたときに近いパットが入るパターです。ロングパットがイマイチでも、1メートルが入るパターを選ぶようにしています」と状況によっては入るか入らないか微妙な、スコアに影響されやすい距離が入る一本と決めている。

尾関彩美悠が選ぶのは「1メートルが入るパター」

尾関彩美悠が選ぶのは「1メートルが入るパター」 (撮影:戸村功臣)

「去年はけっこうグリーンの重さ、速さが(コースによって)バラバラだったので、コロコロパター変えていた」と毎試合でグリーンのスピードによって合わせるためにパターを3本持参していた。速いグリーンは「大きいヘッドで芯が柔らかいほう」としており、重いところは「金属系で硬いタイプ」と弾きのいいパターを選ぶようにしている。

今回のパターは尾関の“基準”をクリアし、今季開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄県・琉球ゴルフ倶楽部、3月6~9日)から使用する。このオフは昨年の課題だった「ショットの精度」を上げるためにスイングの調整、クラブセッティングの見直しなどに力を注いだ。

今季は「優勝すること」が目標と、2022年の「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」で挙げた初優勝以来のツアー2勝目に挑む。(文・高木彩音)

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(撮影:戸村功臣)

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