全38試合にわたった国内女子ツアーの2023年シーズン。1年間を各部門のスタッツで振り返る。今回は『リカバリー率』。
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リカバリー女王は吉田優利 唯一の70%台で2年連続1位【2023年スタッツ振り返り】
全38試合にわたった国内女子ツアーの2023年シーズン。1年間を各部門のスタッツで振り返る。今回は『リカバリー率』。
配信日時:2023年12月25日 03時30分
全38試合にわたった国内女子ツアーの2023年シーズン。1年間を各部門のスタッツで振り返る。今回は『リカバリー率』。
リカバリー率とは、パーオンを逃したホールでパーかそれよりいいスコアをマークする確率。アプローチ、パッティング力が問われる同部門では、『71.3793%』を記録した吉田優利が2年連続で頂点に立った。
1ラウンド当たりの平均パット数は『28.7343回』でツアー6位、パーセーブ率は『88.3521%』でこちらも6位。ボギーを叩かない安定感を発揮し、5月の「ワールドレディスサロンパスカップ」で2年ぶりの3勝目も挙げた。平均ストロークは『70.5513』で昨年よりも下がったが、年間トップ10が11回、メルセデス・ランキングは7位と若手の代表格として今年もツアーを引っ張った。
さらに特筆すべきはパー4での平均スコア。『3.9462』で全体4位と、パー3(35位)、パー5(20位)と比較して格段に平均スコアが良かった。18ホールで最も多いパー4を“お得意様”としたことが、2年連続での1位戴冠につながった。
2位には2季連続で年間女王を獲得した山下美夢有。3位に青木瀬令奈、4位に申ジエ(韓国)、5位には上田桃子と、百戦錬磨のベテランたちが続いた。
【リカバリー率 トップ10】
1位:吉田優利(71.38%)
2位:山下美夢有(69.39%)
3位:青木瀬令奈(69.20%)
4位:申ジエ(68.99%)
5位:上田桃子(68.74%)
6位:イ・ナリ(67.66%)
7位:鈴木愛(67.41%)
8位:菅沼菜々(66.97%)
9位:ささきしょうこ(66.87%)
10位:山内日菜子(66.67%)
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