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鬼門の最終日克服で逆転初Vへ 鶴岡果恋の「喜怒哀楽を出さない」メンタルコントロール

バーディ合戦のなか鶴岡果恋が「65」の猛攻。首位と2打差の4位タイで最終日へと向かう。

所属 ライター
田中宏治 / Koji Tanaka

配信日時:2024年4月28日 09時45分

<パナソニックオープンレディース 2日目◇27日◇浜野ゴルフクラブ(千葉県)◇6669ヤード・パー72>

鶴岡果恋は首位と2打差のトータル11アンダー・4位タイと絶好の位置で最終日を迎える。2週前の「KKT杯バンテリンレディス」では2位に食い込むなど、今季トップ10入りは3回で初優勝まであと一歩。「喜怒哀楽を出さないようにしています」という自己流のメンタルコントロールで苦手な優勝争いの最終日を克服する。

ドレス姿の鶴岡果恋とめいやすペンタン【写真】

8バーディ・1ボギーの「65」。大きくスコアを伸ばした2日目を「80点」と自己評価した。減点材料は10番で喫した唯一のボギー。「あれが悔しいです。5メートルのバーディパットだったんですけど、下りと分かっているから打てなくて、ショートして次の下りも入らず。嫌な感じの3パットでした」とため息をついた。

それでも、前半で4つ伸ばした流れを切らすことなく、後半もバーディラッシュ。17番パー5では残り50ヤードの3打目をきっちり2メートルに寄せると、最終18番パー3は4メートルを沈めて連続バーディで締めくくった。

「ボギーのことは考えないようにしました。開き直りです。ボギーを打ってもバーディーがくるし、わたしバウンスバックが得意なんです」。バウンスバック率は現在26.92%でツアー3位。11番はパーでこの日はバウンスバックとはならなかったが、12番のバーディーで取り返した。「ボギーを打ってもケロッとしています」。これが秘訣のようだ。

昨季は優勝争いの最終日にことごとく失速。「最終日の話はしないでくださいよ」と冗談交じりに話すこともあったが、経験を重ねるごとに苦手意識は薄らいできた。加えて今は、ショットに絶対の自信がある。「ティショットが曲がらず、2打目がピンに絡んでくれるので、グリーンを外すことがほとんどない。それがスコアにつながっています」。今季ここまでのパーオン率は73.06%でツアー6位。今週は2日間で3度しかグリーンを外していない。

「バーディ合戦なのでピンをガツガツ、ビビらずに狙っていってて、バーディをガンガン取れたらいい」。最後に思いきり喜ぶためにも、最終日もプレー中は喜怒哀楽を抑えて淡々とバーディを積み重ねていく。(文・田中宏治)

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