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馬場咲希が悩んでいた“ピン近”アプローチが解決「ロブのときに足をオープンにしない」

ショートサイドからのアプローチに悩んでいた馬場咲希。開幕前日はアプローチ練習場で、様々なアプローチを試す馬場親子の姿があった。

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2023年3月18日 11時30分

開幕前日、ピンが近いときのラフからのアプローチを確認した馬場。写真ではロブショットを打っている
開幕前日、ピンが近いときのラフからのアプローチを確認した馬場。写真ではロブショットを打っている (撮影:佐々木啓)

<Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 初日◇17日◇鹿児島高牧CC(鹿児島県)◇6419ヤード・パー72>
 
「けっこうラフが難しいというか、下をくぐってしまうのが多くて、そこをどうしようかな」。開幕前はそうコメントし、アプローチに悩んでいたアマチュアの馬場咲希(代々木高2年)。初日は6バーディ・ボギーフリーの「66」をマークし、首位と1打差の4位と、アマチュア優勝に向けて上々のスタートを切った。

開幕前日の木曜日の夕方、アプローチ練習場ではピンが近いときを想定して練習する馬場親子の姿があった。ショートロブで上から落とすか、それとも手前からクッションさせて寄せるか。50、54、58度のウェッジを持ち替えながら練習し、ときおり首をひねる表情を見せていた。
 
初日の6番パー3では、ティショットをグリーン右のショートサイドに外し、手前にクッションさせるアプローチで1.4メートルに寄せてパーセーブ。「ラフは状況によりますけど、番手を上げてワンクッションをやってみようと昨日(水曜日)話しました」と馬場。キャディを務める父、哲也さんとも確認し、ショートサイドからのアプローチの迷いは晴れた。
 
「もしそれでも難しいようなら、ロブのときに足をオープンにしないで、下をくぐらないような打ち方をしようと決めていて、それをやったら(ボールの下を)くぐらなかったので良かったです」
 
ボールをフワッと上げるロブショットは、フェースとスタンスを開いて、アウトサイド・インのカット軌道で打つのがセオリー。そうすれば、ボールの下にヘッドを入れやすくなる。しかしラフで地面とボールの間にスペースがある場合には、だるま落としになってボールがフェースに乗らないことがある。馬場はあえてスタンスを開かずに、ラフからでもフェースの上のボールが乗るように修正したのだ。
 
今大会を終えると米国に渡り、「オーガスタ女子アマ」(予選ラウンド3月29~30日、決勝ラウンド4月1日)が控える。そのほか、昨年の「全米女子アマ」優勝の権利で、今季の海外メジャー4試合「シェブロン選手権」、「全米女子オープン」、「アムンディ・エビアン選手権」、「AIG女子オープン」にも出場する予定となっている。国や環境によって変わる芝質への対応力が、今後も大事になっていきそうだ。(文・下村耕平)

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