<ダイキンオーキッドレディス 初日◇29日◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)◇6595ヤード・パー72>
昨季はメルセデス・ランキング43位。プロ転向後初めてシード選手として今季に挑んでいる天本ハルカが、2024年シーズンの開幕戦初日に5バーディ・1ボギーの「67」をマークし、トップに2打差の2位タイと好スタートを切った。
「スタートホールからしっかりとフェアウェイをキープして、パーオンという流れで、バーディチャンスがずっと打てていた。きょうは風が強くて少し難しいなって自分のなかで感じたので、しっかり対応することを意識してやった結果、少しずつパターが入り出し、 感覚が合ってきました。そこでスムーズにバーディを獲ることができた」
要因はフェアウェイキープ12回、パーオン15回を記録したショット。ラウンド中は「スイングをコンパクトに。しっかりインパクトだけ」を考えてスイングした。また「12月は少しゴルフから離れてトレーニングを多めに」とオフの成果も出たという。そして技術面では「アプローチとパターをメインにやっていたので、きょうはそこが生きてきました」と底上げした部分を発揮した。
天本はツアー通算16勝の伊澤利光にゴルフを学んでおり、先週は沖縄に移動する前までともにラウンドをしていたという。そこで自身のゴルフの悩みを打ち明けると『スイング的には悪くないし、感じはいいと思うから試合に入ったらうまくいくんじゃない?』という声をかけてもらった。“キング・オブ・スイング”と呼ばれた男からの太鼓判もあり、「気楽というか…考えすぎずにできていたのかなと思います」と気持ちも楽に。不安もなくなり、リラックスした状態で回ることができた。
「きょうはほんとにいいゴルフだったと自分でも思う」。ただまだ残りは3日間もある。「4日間大会ということを忘れずに、着実に上がれるようにしたいです」と2日目に向けて意気込んだ。プロ3年目のシーズンに初優勝を挙げるためにも、このまま良い位置をキープして決勝ラウンドに進みたい。(文・高木彩音)