＜ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ　初日◇6日◇真駒内カントリークラブ 空沼コース（北海道）◇6420ヤード・パー72＞

地元・北海道苫小牧市出身で、ホステスプロの菊地絵理香が1イーグル・3バーディ・ボギーなしの「67」で回り、5アンダー・単独首位発進を決めた。「全体的にショットも良かったですし、パッティングもそれなりに良くてピンチは少ないラウンドだったと思います」と振り返った。

インスタートだった菊地は早速10番でバーディを奪うと、12番、15番でもバーディ。そして圧巻だったのは、打ち上げで難易度が高い18番パー4だった。残り195ヤードから4Uを選択するとボールは直接カップに入り、今季初イーグル。「ギャラリーの方の『入った！』という声で気づきました。地元の北海道で獲れてうれしいですし、本当に難しいホールでイーグルが獲れてラッキーですね」と笑みがこぼれた。

アウト9ホールはパーをセーブし、安定したゴルフで首位発進。地元、そしてホステスプロと重圧がかかる今大会だが、「もちろん緊張はしますが、スタートしてしまえば一緒なので、目の前のやりたい一打に集中すれば結果がついてくると言い聞かせています」。昨年7月の「大東建託・いい部屋ネットレディス」以来となるツアー6勝目を目指す。