112年ぶりに「リオ五輪」で復活した五輪ゴルフ競技が、まもなくパリ大会で開幕を迎える。男子は8月1~4日、女子は7~10日にパリ市街地からほど近いル・ゴルフナショナルで開催される。
4ラウンド、72ホールの合計ストロークで行われる五輪ゴルフ。リオ、東京大会で4日間の激闘を勝ち抜いてメダルを獲得してきた選手たちは男女あわせて12人。五輪のメダルという栄誉とは別に、国によってはメダリストに報奨金も支払われる。
気になるゴルフ競技だが、パリ五輪では日本人がメダルを獲得した場合、ゴルフ団体から『金』で2000万円、『銀』で1000万円、『銅』で600万円となっている。この額は21年の東京大会と同額で、16年のリオ大会と比べると倍額だ。
この内訳は、男子の金メダルの場合はJGAオリンピックゴルフ競技対策本部から1000万円と日本ゴルフツアー機構(JGTO)から、女子の場合は同対策本部から1000万円と日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)から1000万円の計2000万円が支払われる。ほかのメダルも同様、同対策本部とJTGO及びJLPGAが折半する。
上記とは別に、日本オリンピック委員会(JOC)からも報奨金が支払われ、金メダルで500万円、銀メダルで200万円、銅メダルで100万円。つまり、金メダルを獲得すれば、合計2500万円ゲットとなる。東京大会で銀メダルを獲得した稲見萌寧は合計1200万円をゲットした。
ちなみにお隣の韓国では、リオ大会で金メダルを獲得したパク・インビ(韓国)が、当時のレートで約3000万円を報奨金として受け取っている。