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「夏前からQシリーズに向け準備」  “米国2年目”へ…吉田優利が決意を胸に挑むメジャー大会

5月以来の国内戦となる吉田優利が米国2年目への決意を語った。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2024年9月4日 18時27分

<ソニー 日本女子プロゴルフ選手権 事前情報◇4日◇かねひで喜瀬カントリークラブ(沖縄県)◇6670ヤード・パー72>

今季から米国ツアーを主戦場にしている吉田優利にとって、5月の「ブリヂストンレディス」以来、今季2試合目となる日本ツアーでの戦いは今後に向けても大きな意味を持つ4日間になりそうだ。

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先週ボストンで行われた「FM選手権」を戦い切り、日本に戻ってきたのは前日3日の夜。そこから4日には酷暑のなかプロアマで9ホールをプレーするハードな日程をこなした。「ちょっと時差ボケはあるけど、それよりも湿気が強い暑さが『そういえばこんな感じだったな』って思いながらラウンドしてました」。体にはこたえるが、それでも「この試合に来るのが楽しみでした」という一戦を前に笑顔は絶やさない。

“突貫工事”になることを見越し、2週間前には今回の舞台になる喜瀬CCを1ラウンドし、予習していた。今大会はサーキットトーナメントで毎年、開催場所が変わる。さらに「長いわけではないけど“芝が広い”という感じ。距離感の合わせ方が難しいと思いました」と話す独特の芝も警戒ポイント。ある意味では、慣れない芝の上で毎週知らない場所をプレーしている米国ツアーの延長線のようでもあるが、それすら楽しみに変えている。

「新しいコースで毎週やるのは新鮮。いろいろと情報収集はしないといけないし大変だけど、ゴルフの経験としていいものを積み上げていると思っています」。ハードな移動をこなし、すぐさま試合に入る、という生活も米国での転戦で慣れつつある。

ここで求めるのは、「いいゴルフをしないといけない」ということ。今後へ生かせるものを手にして帰りたいと考えている。「この後2試合アメリカでやって、その成績次第ですけど、夏前からQシリーズ(米国ツアーのQT)に向けて準備しています。もちろんシードに入れればいいけど、自分の調子は自分が一番よく分かるので」。来季も米国で戦う覚悟を胸に、目の前の試合に挑んでいる。

現在、米国ツアーでのポイントランキングは128位。来季のシードは80位までで、81~100位の選手も“準シード”として最低でも第1回リシャッフルまでは出場権が得られる。しかし、それ以下だと自ら出る試合をつかみにいく必要がある。この秋は“正念場”ともいえる戦いが続く。

「(米国がオープンウィークで)スケジュール的にもタイミングがよかった。ずっと前から出たかったし、日本でプレーできるのはありがたい環境。自分のプレーを見に来てくれたらうれしいですね」。昨年5月には「ワールドレディスサロンパスカップ」を制し、メジャータイトルを手にした。今は東シナ海を望むコースで、“2冠”への挑戦に集中していく。(文・間宮輝憲)

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