2024年の国内女子ツアーが2月29日にいよいよ開幕する。昨年は多くの若手たちが実力を発揮してシードをつかみとったが、ツアーのニューヒロインたちはどんな面々なのか。スタッツをもとにしたレーダーチャートとともに紹介する。今回は【櫻井心那・19歳】。
JLPGAツアー
国内女子 ライブフォトなど多彩なコンテンツを配信!
史上3人目の10代4勝 櫻井心那が狙う『年間女王』の座【初シード選手紹介】
ツアーのニューヒロインたちはどんな面々なのか。スタッツをもとにしたレーダーチャートとともに紹介する。今回は【櫻井心那・19歳】。
配信日時:2024年1月26日 03時00分
2024年の国内女子ツアーが2月29日にいよいよ開幕する。昨年は多くの若手たちが実力を発揮してシードをつかみとったが、ツアーのニューヒロインたちはどんな面々なのか。スタッツをもとにしたレーダーチャートとともに紹介する。今回は【櫻井心那・19歳】。
◇
将来を嘱望されてきた逸材が大ブレークを果たした。2022年に下部のステップ・アップ・ツアーで5勝を挙げて賞金女王を獲得。勢いそのままに乗り込んだ2023年のレギュラーツアーでも、その実力をいかんなく発揮した。
シーズン序盤から好成績を続けて、7月の「資生堂レディス」でツアー初優勝。そこから快進撃が始まった。1カ月も経たないうちに2勝目を挙げると、シーズン終盤戦でも2勝。わずか3カ月の間に4勝を挙げるという“固め打ち”で話題をさらった。
宮里藍、畑岡奈紗に続く史上3人目の10代4勝という快挙となったが、その原動力になったのはツアー屈指の飛距離だろう。ドライビングディスタンスは全体3位の258.59ヤードをマーク。これは2022年の飛ばし1位・穴井詩の257.49ヤードをしのぐ記録だった。
それだけではなく、パーオン率(23位)、平均パット数(19位)、リカバリー率(14位)といった2打目以降の指標も高水準だ。予選落ちは37試合中わずか5度。ポイントレースのメルセデス・ランキングでも5位に入ったが、常にリーダーボードの上位をにぎわせる安定感はツアールーキー離れしていた。
『複数回優勝、海外メジャー出場、年間女王』を目標として掲げる2024年。大器がさらなる飛躍を遂げる。
【2023シーズンの主要スタッツ】
・平均ストローク:70.77(12位)
・パーオン率:70.61(23位)
・平均パット数:1.78(19位)
・ドライビングディスタンス:258.59ヤード(3位)
・フェアウェイキープ率:59.55%(71位)
・リカバリー率:66.12(14位)
■櫻井心那(さくらい・ここな)
2004年2月13日生まれ。長崎県出身、長崎日本大学高卒。6歳からゴルフを始め、2021年には「九州ジュニア」「九州女子選手権」で優勝を果たした。同年のプロテストに合格すると、翌22年には下部のステップ・アップ・ツアーで賞金女王を戴冠。23年のレギュラーツアーでは4勝を挙げて大ブレークした。身長166cm。ニトリ所属。
この記事のタグ
関連記事
JLPGAツアー 週間アクセスランキング
ツアー別に見る
全ツアーTOP | JLPGA (国内女子) |
JGTO (国内男子) | LPGA (米国女子) |
PGA (米国男子) | DP World (欧州男子) |
Asian | LIV GOLF |
ステップアップ | ネクストヒロイン |
PGAシニア | ABEMA |
アマチュア・他 | LADY GO CUP |