＜いわさき白露シニアゴルフトーナメント 最終日◇25日◇いぶすきゴルフクラブ 開聞コース（7022ヤード・パー72）＞

国内シニアツアー最終戦「いわさき白露シニアゴルフトーナメント」最終日。3アンダー・8位タイからスタートした鈴木亨が「65」を叩き出し、トータル10アンダーで逆転勝利を飾った。

鈴木亨のドライバースイング連続写真【後方】

試合後には「出来過ぎですね。絵に描いたように一つおきに勝てるなんて。後半は出来過ぎでしたけど、我慢した甲斐があったかなと思います」と語った鈴木。2016年のシニア参戦以来、2年間勝利を挙げられなかったが、10月末の「福岡シニアオープン」で初優勝すると、11月2週の「エリートグリップ シニアオープン」、そして11月4週の今大会と、1週おきに勝利をあげ、シーズン終盤だけで3勝。「春先はパターに苦しんで、悩んで悩んでという感じでした。コマツの後くらいからパターが良くなってきて、そこからですね。我慢して練習して取り組んだことが結果に繋がったので嬉しい。でも嘘みたいですよね。10月からですよ」と喜びを語った。

賞金ランキングは、プラヤド・マークセン（タイ）に続く、2位に浮上。タイの鉄人は年間5勝をあげ、今年も独走態勢だっただけに「（マークセンを）やっつけないと。ようやくこれで挑戦する資格をもらえたかな」と来シーズンのシニア賞金王に向けて、意気込んだ。