今年のシニアツアー日程発表が行われた15日(火)の日本プロゴルフ協会(PGA)定例理事会では、同協会の新たな取り組みも発表された。それが「女性会員の募集」だ。
真剣な面持ちで釈明会見を行う小林浩美会長【写真】
これはPGAとして、女性のティーチングプロ希望者を募り、合格者を正会員にするというもの。現在、男性会員のみで構成されるPGAにとって大きな試みとなるが、倉本昌弘会長は「これまでゴルフ場や練習場からの女性コーチ派遣依頼などを断るケースが多々あった。女性会員がいることは協会にとって大きなメリットになる」とその背景について説明した。3月22日に行われる総会で実施報告が行われ、その後本格的に募集がスタートする。
倉本会長は、女性会員で組織される日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の小林浩美会長との調整も進んでいると強調。そのうえで、「LPGAの会員ではない人が対象。女性でティーチングプロになりたい人の窓口が(LPGAとPGAの)2つあると思っていただければ」と住み分けに自信の言葉。移籍希望などが出た場合には、その際に改めてPGAとLPGA間で調整が行われることなどが明かされた。
倉本会長は、「PGA存続のため重要な時期に差し掛かっている。今後もさらにドラスティックな発表ができる」と発言。協会が変革に向かう過渡期にあり、その一つの取り組みが女性会員の募集という考えを示した。
真剣な面持ちで釈明会見を行う小林浩美会長【写真】
これはPGAとして、女性のティーチングプロ希望者を募り、合格者を正会員にするというもの。現在、男性会員のみで構成されるPGAにとって大きな試みとなるが、倉本昌弘会長は「これまでゴルフ場や練習場からの女性コーチ派遣依頼などを断るケースが多々あった。女性会員がいることは協会にとって大きなメリットになる」とその背景について説明した。3月22日に行われる総会で実施報告が行われ、その後本格的に募集がスタートする。
倉本会長は、女性会員で組織される日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の小林浩美会長との調整も進んでいると強調。そのうえで、「LPGAの会員ではない人が対象。女性でティーチングプロになりたい人の窓口が(LPGAとPGAの)2つあると思っていただければ」と住み分けに自信の言葉。移籍希望などが出た場合には、その際に改めてPGAとLPGA間で調整が行われることなどが明かされた。
倉本会長は、「PGA存続のため重要な時期に差し掛かっている。今後もさらにドラスティックな発表ができる」と発言。協会が変革に向かう過渡期にあり、その一つの取り組みが女性会員の募集という考えを示した。