それでも最後はドタバタした感があるが、トップで大会を終えた事実は間違いない。9月の「日本シニアオープン」を制した寺西に続いて、“同門”での公式戦2勝。「それが一番うれしいですね。お二人には本当に感謝です」と笑顔がこぼれる。「寺西さんは、地元のメジャー大会で勝つといって本当に勝ったメンタルの強い人。自分もしっかり練習して、メジャータイトルの名に恥じない選手になりたい。3パットをしているようじゃだめですね」。勝ってかぶとの緒を締める。今大会での反省が、さらに中山を強くする糧となる。