篠崎が使っていたボールは比較的軟らかいタイプだが、練習場のボールはツアーボールの中でも硬めのタイプだった。練習場と同じ感覚で本番でも打った結果、ボールがクラブフェースに密着している時間が長くなったため、つかまりがよくなりチーピンが出ていたのだ。わずかな感覚の違いだが、結果に大きく影響するという。
「だったら、練習場で仕上げても仕方がないなと考えたんです」。それ以来、スタート前にボールを打つことは一度もないという。朝の練習場ではいいのに、スタートするとよくないというアマチュアももしかしたらボールにあるかも知れない。
■素振りは左手の小指をしっかり握る
スタート前にボールを打たないといっても、クラブハウスでゆっくりコーヒーを飲んでいるわけではない。ホテルの自室でストレッチを行ってから出発し、ゴルフ場に到着したら、必ず9番アイアンとピッチングウェッジを2本持ち、連続素振りを20回ほど行う。
連続素振りは、最初はハーフスイングぐらいの小さい振り幅から徐々に大きくして、最後はフルスイング。腰の回転を気にしながらフィニッシュまでしっかり振ることと、左手小指をしっかり握るのがポイントだという。「20回やるとかなりいい運動になって汗だくになります。左前腕に張りを感じればバッチリです」。連続素振りで体をほぐしたら、パッティンググリーンに移動してボールを転がし、ティグラウンドへ向かうのがルーティーンだ。
「朝の練習をしっかりやって自信満々でスタートするよりも、ボールを打たない分、慎重になってスタートしたほうが、いい結果になりますね」と篠崎。確かに一理あるし、賞金王にもなっているので説得力もある。当然、今季もそのスタイルを貫くつもりだ。
「だったら、練習場で仕上げても仕方がないなと考えたんです」。それ以来、スタート前にボールを打つことは一度もないという。朝の練習場ではいいのに、スタートするとよくないというアマチュアももしかしたらボールにあるかも知れない。
■素振りは左手の小指をしっかり握る
スタート前にボールを打たないといっても、クラブハウスでゆっくりコーヒーを飲んでいるわけではない。ホテルの自室でストレッチを行ってから出発し、ゴルフ場に到着したら、必ず9番アイアンとピッチングウェッジを2本持ち、連続素振りを20回ほど行う。
連続素振りは、最初はハーフスイングぐらいの小さい振り幅から徐々に大きくして、最後はフルスイング。腰の回転を気にしながらフィニッシュまでしっかり振ることと、左手小指をしっかり握るのがポイントだという。「20回やるとかなりいい運動になって汗だくになります。左前腕に張りを感じればバッチリです」。連続素振りで体をほぐしたら、パッティンググリーンに移動してボールを転がし、ティグラウンドへ向かうのがルーティーンだ。
「朝の練習をしっかりやって自信満々でスタートするよりも、ボールを打たない分、慎重になってスタートしたほうが、いい結果になりますね」と篠崎。確かに一理あるし、賞金王にもなっているので説得力もある。当然、今季もそのスタイルを貫くつもりだ。