賞金王を2度獲得するなど、日本を代表するプレイヤーの伊澤に対して、4番アイアンでもピンそば2メートルにつけるという認識があった篠崎にしてみればかなりの衝撃だった。その会話をきっかけにその後のコースマネジメントが大きく変わったことはいうまでもない。
■常に同じリズムで振る“ムラ”を無くすのが最近のM
試合では自分が確実にできることだけを実践するように心がけた。「自分ができないことをやろうとするのが一番のムダなんです。練習で10回中1回しかできないことを試合でやっても成功しませんからね」。成功する確率が低いのに、あえてチャレンジしたことでスコアを悪くした場合、今度はそれを取り返そうとして無理をする。しかし、自分ができる範囲の攻め方をした上でのボギーならその後のプレーに大きく影響することはない。
“無理をしない”、“ムダをなくす”という2つのMを肝に銘じると徐々に結果が出るようになり、05年には13試合中9試合で予選通過と安定感が出てきて、プロ71試合目となった07年の「ANAオープン」優勝にもつながった。現在、篠崎は3つ目の“M”も心がけている。
「ムラをなくすことです。緊張する場面ではスイングリズムが速くなったり、遅くなったりすることがあります。そのようなムラが出ないように、どんなショットでも常に同じリズムでクラブを振れるようにしたいですね」と、スイングのムラがミスショットにつながるという。
もちろん、ここ一番という勝負どころでは無理をすることもあるが、通常運転のゴルフを最後まで貫き通したことが賞金王のタイトルを引き寄せたことは間違いない。
■常に同じリズムで振る“ムラ”を無くすのが最近のM
試合では自分が確実にできることだけを実践するように心がけた。「自分ができないことをやろうとするのが一番のムダなんです。練習で10回中1回しかできないことを試合でやっても成功しませんからね」。成功する確率が低いのに、あえてチャレンジしたことでスコアを悪くした場合、今度はそれを取り返そうとして無理をする。しかし、自分ができる範囲の攻め方をした上でのボギーならその後のプレーに大きく影響することはない。
“無理をしない”、“ムダをなくす”という2つのMを肝に銘じると徐々に結果が出るようになり、05年には13試合中9試合で予選通過と安定感が出てきて、プロ71試合目となった07年の「ANAオープン」優勝にもつながった。現在、篠崎は3つ目の“M”も心がけている。
「ムラをなくすことです。緊張する場面ではスイングリズムが速くなったり、遅くなったりすることがあります。そのようなムラが出ないように、どんなショットでも常に同じリズムでクラブを振れるようにしたいですね」と、スイングのムラがミスショットにつながるという。
もちろん、ここ一番という勝負どころでは無理をすることもあるが、通常運転のゴルフを最後まで貫き通したことが賞金王のタイトルを引き寄せたことは間違いない。