本大会は15周年を迎え、賞金総額が500万円加算されて3千万円になり、初めて3日間競技となった。「3日間になったとはいえ、僕はシニアの試合は初日が大事だと思っていて、初日にいいポジションにいないと最後までいけない。初めから5位以内にいながら戦ったほうがいい。そういう意味ではいいスタートだなと思います」と話す。

21年に手嶋が優勝した「日本シニアオープン」やレギュラーツアーは4日間競技。「レギュラーツアーは初日そこそこでもいいけど、シニアは初日からいかないダメ」と、レギュラーとシニアの戦い方の違いを感じている。

コースではあまりボールを打たないといっても、手嶋はホテルに帰ってから鏡の前でクラブを握りアドレスチェックを欠かさない。手嶋流の準備と戦い方で、あすの2日目はさらにスコアを伸ばしてくることだろう。