「おかもっち(岡茂洋雄)がいうんですよ。『ひろちゃんはほんま4、5歩のパターが入れば、いいスコアになるのに。届かないから打ちなさい』って」。2020年のシニアツアーで賞金ランキング3位に入ったことのある3歳年上の同郷の先輩にも、強く打つことを勧められている。「ただ、打つと今度はノーカンになってしまうんです」。
“河井タッチ”脱却のために、日々試行錯誤をしている。今の一番のテーマは「インパクトで緩まない」ことだ。「今週も初日は初日の打ち方、2日目は2日目の打ち方、最終日は最終日の打ち方と、少しの変化ですが毎日違う打ち方をしていました。2日目の夜に小山内(護)さんにもいろいろとアドバイスをもらって、それも参考にしました」。
3日目のストロークのポイントは「ヘッドアップしない」ことだった。「ボールをしっかり打ち抜いて、ボールのあったところをほんの少しだけ見続けます」。待っている間には目をつぶって素振りを行う。「余計なものが入ってこないのでスムーズな動きになるのでいいイメージで打てました」。この意識がハマり、面白いようにボールはカップに吸い込まれた。
シニア3戦目にして3位タイに食い込んだ。「シードは取りたいのでうれしいですよ。優勝は誰もが狙っていると思いますが、そう簡単にはできないもの。普段の練習や考え方が大切だと思います。また帰って練習します。同期と一緒に盛り上がってがんばっていきたいです」。河井の同期には、レギュラーツアー通算7勝の久保谷健一、同6勝の平塚哲二、同2勝の横田真一らがいる。切磋琢磨する“若手”がシニアの黄金世代となるかもしれない。
“河井タッチ”脱却のために、日々試行錯誤をしている。今の一番のテーマは「インパクトで緩まない」ことだ。「今週も初日は初日の打ち方、2日目は2日目の打ち方、最終日は最終日の打ち方と、少しの変化ですが毎日違う打ち方をしていました。2日目の夜に小山内(護)さんにもいろいろとアドバイスをもらって、それも参考にしました」。
3日目のストロークのポイントは「ヘッドアップしない」ことだった。「ボールをしっかり打ち抜いて、ボールのあったところをほんの少しだけ見続けます」。待っている間には目をつぶって素振りを行う。「余計なものが入ってこないのでスムーズな動きになるのでいいイメージで打てました」。この意識がハマり、面白いようにボールはカップに吸い込まれた。
シニア3戦目にして3位タイに食い込んだ。「シードは取りたいのでうれしいですよ。優勝は誰もが狙っていると思いますが、そう簡単にはできないもの。普段の練習や考え方が大切だと思います。また帰って練習します。同期と一緒に盛り上がってがんばっていきたいです」。河井の同期には、レギュラーツアー通算7勝の久保谷健一、同6勝の平塚哲二、同2勝の横田真一らがいる。切磋琢磨する“若手”がシニアの黄金世代となるかもしれない。