シニア2年目の細川和彦は、先週の「スターツシニア」で今季自己最高の7位でフィニッシュ。賞金148万5000円を獲得した。その手に握られていたドライバーは、20年に発売されたテーラーメイドの『SIM』。なんと大会開幕2日前に中古ショップで買ったものだった。
「8本持っています」細川和彦はツアープロきってのトラスマニア【写真】
水曜日に会場で練習を行った後、細川は高橋勝成とともにホテル近くの中古ショップへ。「勝成さんに選んでもらった」と『SIM』を購入した。中古の『SIM』は、状態が良ければ5〜6万円で売られている。ツアープロならメーカーに頼んで作ってもらうこともできるのに、なぜ中古ショップに足を運んでお金を出すのか、細川に聞いてみた。
「メーカーにもらったら使わないと悪いし、なにより中古ショップだとヘッドを選ぶことができる。ヘッドには個体差があるので、自分が構えやすいものを使っています。今までは『SIM MAX』を使っていたんですけど、ずっと『SIM』が気になっていたんですよね」
細川は21年モデルの『SIM2』や最新の『ステルス』も打っているが、あえて20年モデルの『SIM』や『SIM MAX』を好んで使っている。この週もエースの『SIM MAX』を持ってきていて、『SIM』が合わなければ、それを使う予定だった。中古で買った『SIM』のヘッドに、もとから使っていたシャフトを装着し、開幕前日のプロアマで試運転させた後、「試合で使ってみないとわからない」といきなり投入。大会3日間使い続け、7位に入った。
普段からよく中古ショップに行く契約フリーの細川だが、クラブがどんどん手元に増えていくわけではない。「打ってダメなら売ればいい」。細川が利用している中古ショップは、購入当日であれば本体価格の95%、3日以内なら本体価格の90%で買い取ってもらえるため、試合で使って合わなければ、またすぐに売ってしまう。本体価格とは税抜価格のことで、当日売ったとしても「7000、8000円ずつ損をする」という。
「8本持っています」細川和彦はツアープロきってのトラスマニア【写真】
水曜日に会場で練習を行った後、細川は高橋勝成とともにホテル近くの中古ショップへ。「勝成さんに選んでもらった」と『SIM』を購入した。中古の『SIM』は、状態が良ければ5〜6万円で売られている。ツアープロならメーカーに頼んで作ってもらうこともできるのに、なぜ中古ショップに足を運んでお金を出すのか、細川に聞いてみた。
「メーカーにもらったら使わないと悪いし、なにより中古ショップだとヘッドを選ぶことができる。ヘッドには個体差があるので、自分が構えやすいものを使っています。今までは『SIM MAX』を使っていたんですけど、ずっと『SIM』が気になっていたんですよね」
細川は21年モデルの『SIM2』や最新の『ステルス』も打っているが、あえて20年モデルの『SIM』や『SIM MAX』を好んで使っている。この週もエースの『SIM MAX』を持ってきていて、『SIM』が合わなければ、それを使う予定だった。中古で買った『SIM』のヘッドに、もとから使っていたシャフトを装着し、開幕前日のプロアマで試運転させた後、「試合で使ってみないとわからない」といきなり投入。大会3日間使い続け、7位に入った。
普段からよく中古ショップに行く契約フリーの細川だが、クラブがどんどん手元に増えていくわけではない。「打ってダメなら売ればいい」。細川が利用している中古ショップは、購入当日であれば本体価格の95%、3日以内なら本体価格の90%で買い取ってもらえるため、試合で使って合わなければ、またすぐに売ってしまう。本体価格とは税抜価格のことで、当日売ったとしても「7000、8000円ずつ損をする」という。