昨年は初優勝を遂げるなど賞金ランキング17位。30位までに付与されるシード権を初めて手にした。「息の長い選手が目標です。今年もシードを取れるようにがんばりたい。そのためにはケガをせずに過ごすことが一番大切です」」と話す。
ケガをしないために心掛けていることは「トレーニングをしないこと」とジムに行くことはないときっぱりという。その代わりやっているのが「毎日クラブを握ることと、竹ぼうきの素振り」。竹ぼうきを使った素振りは森田が高校卒業後、プロの道を目指すときから30年以上続けている。当時から師事する欧州シニアツアー賞金王獲得経験のある海老原清治に言われた練習方法だ。
ゴルフクラブより長くて重い竹ぼうきは、手先では振れないため体全体の力で振らなければならない。「トップで一度止まるので“間”ができますし、しっかり軸回転できます。突っ込む人は振れないです。飛距離アップにつながりますよ」。重いほうきなら10回、軽いほうきなら100回は振る。トレーニングをせずにシニアで飛ぶほうに分類される森田のヒミツはこの練習にあった。
「二度とないかもしれないディフェンディングチャンピオン。明日から楽しんで、気張らずやろうかなと思っています」。竹ほうきパワーで再び奇跡を起こしたい。(文・小高拓)
ケガをしないために心掛けていることは「トレーニングをしないこと」とジムに行くことはないときっぱりという。その代わりやっているのが「毎日クラブを握ることと、竹ぼうきの素振り」。竹ぼうきを使った素振りは森田が高校卒業後、プロの道を目指すときから30年以上続けている。当時から師事する欧州シニアツアー賞金王獲得経験のある海老原清治に言われた練習方法だ。
ゴルフクラブより長くて重い竹ぼうきは、手先では振れないため体全体の力で振らなければならない。「トップで一度止まるので“間”ができますし、しっかり軸回転できます。突っ込む人は振れないです。飛距離アップにつながりますよ」。重いほうきなら10回、軽いほうきなら100回は振る。トレーニングをせずにシニアで飛ぶほうに分類される森田のヒミツはこの練習にあった。
「二度とないかもしれないディフェンディングチャンピオン。明日から楽しんで、気張らずやろうかなと思っています」。竹ほうきパワーで再び奇跡を起こしたい。(文・小高拓)