「宮本がもうシニアかなと思うと、俺も年取ったなと思う。こうやって同じ環境で昔を思い出してプレーできることが、ゴルフの良いところからかなと思いますね。ゴルフってすごいよね。こんな年代からまた熱い戦いをするんだよ」と62歳の師匠は、やはり感慨深げだ。
シニアデビューの宮本に今大会の意気込みを聞くと、「レギュラーツアーでも一緒ですけど、出るからには優勝争いを目指している。優勝はそのときの運とかも必要だと思っているので、自分がいいプレーをしていれば、チャンスはあるかなと思っています」と静かに話す。
これを聞いた芹澤はすかさず、「謙虚なことを言っていますけど、宮本さんは2年前から毎年来ていますよ。コースを知っているんです。やる気満々ですよ。バラしちゃった」と矢継ぎ早に話し、わはははははっと笑い飛ばす。宮本は2年前から「コマツオープン」をシニアデビューと決め、7月のツアー外競技「北陸オープン」(富山県・呉羽カントリークラブ)に出場したときには、この小松カントリークラブにも立ち寄って練習ラウンドを行っている。一昨年、昨年、今年とすでに3度回っているのだ。
最後に兄弟子の藤田にも宮本のシニアデビューについて聞いてみた。「宮本さんもとうとうですね。自分ができなかったシニアデビュー優勝を宮本さんに是非やってもらいたいと思う。1回しかチャンスはないですからね」と、自身は現在シニアツアーの賞金ランクトップにいるのにも関わらずエールを送る。藤田は20年の「マルハンカップ 太平洋クラブシニア」でシニアデビューし、単独首位で迎えた最終日に伸ばせず逆転を許した。
練習ラウンドでは宮本が好きなオレンジのシャツで合わせたのかと思いきや、「記念すべき日だから。オレンジで祝福をね、みたいな(笑)。まさか宮本さんがオレンジ着てくると思わないから。パンツもかぶっているんですよね」と完全なる偶然だった様子。今季シニアで2勝を挙げている藤田と、現在レギュラーの賞金ランク49位とシード圏内にいる宮本。芹澤が育て息の長い活躍を続ける2人の3日間に注目したい。
シニアデビューの宮本に今大会の意気込みを聞くと、「レギュラーツアーでも一緒ですけど、出るからには優勝争いを目指している。優勝はそのときの運とかも必要だと思っているので、自分がいいプレーをしていれば、チャンスはあるかなと思っています」と静かに話す。
これを聞いた芹澤はすかさず、「謙虚なことを言っていますけど、宮本さんは2年前から毎年来ていますよ。コースを知っているんです。やる気満々ですよ。バラしちゃった」と矢継ぎ早に話し、わはははははっと笑い飛ばす。宮本は2年前から「コマツオープン」をシニアデビューと決め、7月のツアー外競技「北陸オープン」(富山県・呉羽カントリークラブ)に出場したときには、この小松カントリークラブにも立ち寄って練習ラウンドを行っている。一昨年、昨年、今年とすでに3度回っているのだ。
最後に兄弟子の藤田にも宮本のシニアデビューについて聞いてみた。「宮本さんもとうとうですね。自分ができなかったシニアデビュー優勝を宮本さんに是非やってもらいたいと思う。1回しかチャンスはないですからね」と、自身は現在シニアツアーの賞金ランクトップにいるのにも関わらずエールを送る。藤田は20年の「マルハンカップ 太平洋クラブシニア」でシニアデビューし、単独首位で迎えた最終日に伸ばせず逆転を許した。
練習ラウンドでは宮本が好きなオレンジのシャツで合わせたのかと思いきや、「記念すべき日だから。オレンジで祝福をね、みたいな(笑)。まさか宮本さんがオレンジ着てくると思わないから。パンツもかぶっているんですよね」と完全なる偶然だった様子。今季シニアで2勝を挙げている藤田と、現在レギュラーの賞金ランク49位とシード圏内にいる宮本。芹澤が育て息の長い活躍を続ける2人の3日間に注目したい。