＜ファンケルクラシック　2日目◇18日◇裾野カンツリー倶楽部(6,865ヤード・パー72)＞

　静岡県にある裾野カンツリー倶楽部で開催されている、国内シニアツアー第3戦「ファンケルクラシック」の2日目。4アンダーからスタートした中嶋常幸が、トータル7アンダーまでスコアを伸ばし首位と3打差の4位タイに食い込んだ。

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　しかし、ホールアウト後は「やっぱりイメージが出ないんだよね。なにか食い違っている感じ」と苦手とする裾野カンツリー倶楽部に嘆き節。3打差はまだまだ逆転圏内だが、「(尾崎)直道がきているしバトンタッチだよ。このコース得意な高見がいて、直道がいて、もう大丈夫だね」と、最後まで威勢のいいコメントは聞かれなかった。

　それでも大観衆は中嶋のシニア5勝目を期待して多くの声援を送っている。「ジャンボからお祭りを取ったらなにも残らないように、中嶋から忍耐を取ったら何も残らない」。粘り強くチャンスを待てば最後に最高のご褒美が待っているはずだ。

【2日目の順位】
1位：デービッド・イシイ(-10)
2位T：高見和宏(-9)
2位T：佐藤剛平(-9)
4位T：尾崎直道(-7)
4位T：中嶋常幸(-7)
4位T：湯原信光(-7)
4位T：三好隆(-7)
8位T：白浜育男(-6)
8位T：水巻善則(-6)
8位T：グレゴリー・マイヤー(-6)