<ファンケルクラシック 最終日◇20日◇裾野カンツリー倶楽部(静岡県)◇6993ヤード・パー72>
2打差の首位から逃げ切りを図った細川和彦だったが、「65」と大きく伸ばした宮本勝昌に逆転を許し、2位に終わった。「悔しかったですけど、楽しかったです。自分が崩れたわけではないので、その辺は納得している。去年とは大違いかな」とスッキリとした表情で話す。
細川和彦が息子と戦った特別な夏休み 賞金720万円のお小遣いの額は?
次男・和秋さんと見事なコンビネーション。細川和彦、敗れて悔いなし!
配信日時:2023年8月20日 10時32分
<ファンケルクラシック 最終日◇20日◇裾野カンツリー倶楽部(静岡県)◇6993ヤード・パー72>
2打差の首位から逃げ切りを図った細川和彦だったが、「65」と大きく伸ばした宮本勝昌に逆転を許し、2位に終わった。「悔しかったですけど、楽しかったです。自分が崩れたわけではないので、その辺は納得している。去年とは大違いかな」とスッキリとした表情で話す。
昨年大会は次男の和秋さんが初めてキャディを務めたが、トータル10オーバー・71位タイに終わった。今年も和秋さんとのタッグでリベンジに挑み、トータル11アンダーで単独2位。「来週から楽しんでシニアツアーをやりたいですね」。次週の「マルハンカップ 太平洋クラブシニア」でも、和秋さんが引き続き夏休みを利用してバッグを担ぐ予定だ。
大学2年生の和秋さんは『スポーツ健康科学』を専攻して、将来はトレーナーかティーチングプロを目指している。昨年から始めたというゴルフはベストスコア「81」で、ドライバーの飛距離はトラックマンで300ヤードという腕前。「優勝争いの経験もできたし、目の前で回った人(宮本)が優勝したのを見た。ゴルフは始めて1年ちょっとだけど、ゴルフをしたい気持ちがさらに湧いたんじゃないかと思います」と目を細める。
終盤まで宮本と一進一退の攻防を繰り広げた父を、息子は「きょうも楽しんで」、「去年よりいいよ」、「トップ10に入ればいいよ」と励まし続けた。2人は確かに固くなることなく、優勝争いを楽しんでいたように見える。和秋さんは、「初めての最終組を2日連続で回れて、こういう緊張感で選手たちはやっているんだなと分かった。それを今度、自分のゴルフに生かしていきたいなと思いました」。父と宮本の真剣勝負をしっかり目に焼き付けた。
父子で過ごす濃密な夏休みはあと一週間。「楽しく一緒にできたので良かったと思います。来週も頑張ります」と息子が言えば、父も「この調子を維持して優勝争いをしたい。楽しみたい。それだけです」と気合いは十分だ。
ちなみに、2位の賞金は720万円。気になるのはお小遣いの額だ。再来週は友達と北海道旅行に行くという和秋さんに、「10万くらいあげればいいでしょ」と父は笑った。(文・下村耕平)
記事に関連するリーダーボード
関連記事
ファンケルクラシック
ファンケルクラシックのニュース
- 「アゲインストに強い」宮本勝昌は飛んで曲がらない新ドライバーでシニア初V【勝者のギア】
- 宮本勝昌、シニア初Vで賞金ランク首位浮上! 次なる目標はアメリカ「チャンピオンズツアー」
- 宮本勝昌は父の前でシニア初優勝 目を潤ませ「ちょっとは親孝行できたかな」
- 「2位で頑張ろうと思って…」斉藤裕子が5打差逆転V! 次週の海外メジャーに弾み
- 宮本勝昌が逆転でシニア初V 細川和彦2位、片山晋呉は10位
PGAシニアツアー 週間アクセスランキング
ツアー別に見る
全ツアーTOP | JLPGA (国内女子) |
JGTO (国内男子) | LPGA (米国女子) |
PGA (米国男子) | DP World (欧州男子) |
Asian | LIV GOLF |
ステップアップ | ネクストヒロイン |
PGAシニア | ABEMA |
アマチュア・他 | LADY GO CUP |