<ISPS HANDA CUPフィランスロピーシニアトーナメント 最終日◇22日◇成田ヒルズカントリークラブ(6,763ヤード・パー72)>
レギュラーツアーでも優勝はなし。悲願の頂点は7月に足を踏み入れたシニアツアーで訪れた。国内シニアツアー「ISPS HANDA CUPフィランスロピーシニアトーナメント」の最終日。トータル9アンダーの首位タイからスタートした秋葉真一が、トータル11アンダーまでスコアを伸ばして室田淳らを振り切りルーキーイヤーで初優勝を達成した。
シニアのレジェンド青木功に旭日小綬章を授与
優勝を争う中で迎えた決めれば優勝の最終18番12メートルのバーディパット。ラインを読みながら秋葉は心の中で語りかけていた。対話の相手は1つ上の先輩で2013年にシニアツアー参戦を目指して合宿を行っていたタイで帰らぬ人となった佐々木久行さんだ。
「佐々木さんならどうやって打ちますか?」。ゴルフ日本シリーズなどメジャー2勝を誇る“公式戦男”が後輩にはっぱをかける。「こんなもん開き直って打つしかないだろ!」。
迷いなく打ち出されたボールは軽いフックラインを描いてど真ん中からカップに消えた。「何も考えずに自然と出ていた」と右拳を握りしめてガッツポーズ。優勝インタビューで「今日は佐々木さんにどうするか聞きながらやっていました」と語ると、今は亡き先輩を思い熱いものがこみ上げた。
レギュラーツアーでも優勝はなし。悲願の頂点は7月に足を踏み入れたシニアツアーで訪れた。国内シニアツアー「ISPS HANDA CUPフィランスロピーシニアトーナメント」の最終日。トータル9アンダーの首位タイからスタートした秋葉真一が、トータル11アンダーまでスコアを伸ばして室田淳らを振り切りルーキーイヤーで初優勝を達成した。
シニアのレジェンド青木功に旭日小綬章を授与
優勝を争う中で迎えた決めれば優勝の最終18番12メートルのバーディパット。ラインを読みながら秋葉は心の中で語りかけていた。対話の相手は1つ上の先輩で2013年にシニアツアー参戦を目指して合宿を行っていたタイで帰らぬ人となった佐々木久行さんだ。
「佐々木さんならどうやって打ちますか?」。ゴルフ日本シリーズなどメジャー2勝を誇る“公式戦男”が後輩にはっぱをかける。「こんなもん開き直って打つしかないだろ!」。
迷いなく打ち出されたボールは軽いフックラインを描いてど真ん中からカップに消えた。「何も考えずに自然と出ていた」と右拳を握りしめてガッツポーズ。優勝インタビューで「今日は佐々木さんにどうするか聞きながらやっていました」と語ると、今は亡き先輩を思い熱いものがこみ上げた。