<日本シニアオープン 3日目◇14日◇千葉カントリークラブ・川間コース(千葉県)◇6811ヤード・パー71>
最終18番では2打差でトップを追いかけていたシニアツアー2年目(通算1勝)の増田伸洋がバーディを奪い一打縮めてホールアウト。4バーディ・2ボギーの「69」で回り、首位と1打差のトータル6アンダー・4位タイで最終日を迎える。
“ゴルフ人生のスタート地点”で狙う逆転V 増田伸洋が挑む日本一「頑張ります、死ぬ気で(笑)」
開催コースは思い出の場所。増田伸洋がシニア日本一を狙える位置で最終日に向かう。
配信日時:2024年9月14日 08時02分
<日本シニアオープン 3日目◇14日◇千葉カントリークラブ・川間コース(千葉県)◇6811ヤード・パー71>
最終18番では2打差でトップを追いかけていたシニアツアー2年目(通算1勝)の増田伸洋がバーディを奪い一打縮めてホールアウト。4バーディ・2ボギーの「69」で回り、首位と1打差のトータル6アンダー・4位タイで最終日を迎える。
「いい感じで3日間終わったかなって感じですね」とバーディフィニッシュにうれしさがあふれる。会場となっている千葉CC川間Cは、ゴルフを始めた18歳のときに練習生として入門したゴルフ場。「7年間ここで。キャディをやりながら練習をしていました」。修行を積んだ思い入れのある舞台だ。
シニアナンバーワン決定戦ということもあり、これまで同ゴルフ場で経験したことのない長く深いラフのセッティンググには顔をしかめる。「もう初めてです。これだけラフが伸びると、やっぱり難しいですね。ゴルフ場が気合を入れてくると…ね」と苦笑い。ゴルフ場の“本気”に苦しむ場面もあったが、コースを知り尽くしているだけあって、3日間ともアンダーパーで回ってみせた。
7年間、修行を積んだ思い出の詰まった場所で栄冠を勝ち取るチャンス。「(優勝したい気持ちは)強いよね。(ゴルフ人生を)スタートしたところで、みんなの前で勝てたら一番いいのかなと思います」と気合がにじむ。「もう明日はやるしかないんでね。そんな悠長に我慢してられないと思うので、頑張ります。死ぬ気で(笑)」と意気込んだ。
ゴルフ人生のスタート地点となったこの舞台で、メジャー初Vへ。逆転勝利を狙って本気で、強気で挑んでいく。(文・高木彩音)
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